秋晴れの好天に恵まれ、メンバーも全員参加した賑やかな練習となりました。
検温と体調確認、手話の勉強、準備体操、肩体操、肩ひじチェックなど、短い時間で様々なメニューを行いますが、経験の豊富な子供達が慣れない子供達に手ほどきするなど、チームとしてとても雰囲気が良く、仲間意識も高まってきたなと感じさせます。寒い時期となり少しずつ基礎体力をつけるトレーニングを増やしていますが、久しぶりのリズム体操でも、3人一組で声を掛け合って楽しそうに取り組んでくれました。普段運動不足のお父さんも混じってもらい子供の手本となってもらうなど、NEXUSでは当番はありませんが、保護者の皆様が子供に混じってプレーやトレーニングすることは大歓迎で、親子でチームとして活動していけることが理想形だと考えています。いろいろな場面で自然と保護者の方々が関わってくれるようになっていることに指導者として感謝するとともに、全体としても良いチームワークが築けてきているなと思う時間でした。
その後、実戦練習として、捕り方、投げ方などの基本の復習からキャッチボール、バッティング練習と取り組んでいきます。今の子供たちには、経験の長短による実力差があります。ただそれぞれの子供たちが自分自身で取り組むべき課題を認識していて、それを克服することで一歩ずつ上達してきています。また、希望する子にはキャッチャーの練習にも取り組んでもらっていますが、引っ込み思案な子供でも指導者の元に駆け寄ってきて、小声で「自分もやってみたいんだけど」と意を決して話してくれます。そうやってチャレンジしようと思うこと、自分から言い出してくれること、とても大事なことではないでしょうか。練習した子は、「もう少し練習しないと」とか「試合でもやってみたいな」とか思い思いの感想を残してくれました。指導者から見たらキャッチャーはまだ取り組まなくてもよいと思ってしまいがちなのですが、そうではなく、子供の気持ち、チャレンジ精神をもっと大事にしないといけないですね。それが子供たちの可能性を広げるきっかけになるのですから・・・
夏から秋にかけて、NEXUSの活動を通じて、子供たちの野球への姿勢、友達への思いやり、自分を表現すること、着実に成長し、私たちが目標にかかげるチームの姿になりつつあります。NEXUSの子供たちはもっともっと仲間を求めています。ぜひ共感される皆様、やってみたいというお子様をお持ちの方々、一度体験にいらしてください。
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