一桁の気温の日が続くようになり、すっかり冬の装いです。NEXUSでは冬の時期は肩肘のリフレッシュ及び基礎体力の向上に充てる時期として、オンシーズンとは全く異なるメニューで練習しており、バットやボールを使う時間は極めて限定的になります。私たちはチームとして野球技術の向上だけを目指しているのではなく、この時期に養うべき体幹やバランス感覚など、どのようなスポーツにも通じる基礎体力をつけてもらうことも活動の大きな柱としており、冬の練習風景は外から見たら野球チームと思えないかもしれませんが、毎年子供達には楽しく遊んでいるような雰囲気の中でしっかりと体力を蓄えてもらいます。監督が毎年研究を重ねた選りすぐりのメニューに、今年新たに取り入れたメニューを組み合わせて練習しているわけなのですが、特に昨年の経験がある子供達が、「あっ、あの練習ね」「これはこうやると上手くいくんだよ」「これ、きついんだよなぁ」とかいろいろな声を発しながら、後輩の子供達にきちんとやりかたを伝授してあげてくれ、小さい子供達も素直にお兄ちゃんの言うことを聞いて必死についていくチームの子供達の雰囲気として凄く良いなぁと感じます。チームの伝統というわけではありませんが、1年生から6年生まで対等に楽しくトレーニングができるメニューを考えてやり続けていきながらチームワークも高められれば最高ですね。
ふと気づくと、子供達は次々と出されるトレーニングに寒さはどこ吹く風で半袖の子もいる中で、見ているお父さんは寒そうに肩をすくめているではありませんか・・(笑)。ということでコーチから子供達に「お父さんをリレーに連れてきて!」と声をかけて、お父さんにもラダートレーニングリレーに参加してもらいました。先日親子イベントも開催しましたが、トレーニングは子供の練習機会が減るわけではないですし、親御さんも一緒に参加してもらうのはいつでも歓迎です、ぜひ部分的でも積極的に参加をお待ちしていますよ。でも、思っている以上に負荷があるので、翌日動けないことは覚悟してください(笑)。
最後に練習後のストレッチの後、監督から大会でホームランを打った子供にホームラン賞の贈呈がありました。予想外にメダルをいただいた子供は、私たちが想像する以上に嬉しそうにメダルを抱えていたこと、またそれを見る小さな子供達が「俺もいつか取ってやるぞ!」と羨望のまなざしを向けていたことも印象的でした。今のNEXUSの子供達には大げさに言えばオリンピックのメダルをもらったような気持ちなんでしょうね。こうやって努力が報われると思える瞬間をつくってあげることもとても大切なんだなぁと思います。トレーニングもホームラン賞への大切な一歩。1日1日の冬の練習を大切にして、春にはみなが一回り大きくなった体ができるように頑張っていこう。
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