積み重ねた練習成果を試合で表現できることが素晴らしい

 21日(日)はさわやかカップの4戦目。あいにくの前日のゲリラ豪雨の影響があり、予定の新横浜球場は使用できず、急遽お相手のDMファイターズさんに会場をご用意いただき、場所を変更して試合することとなりました。DMファイターズさん試合会場の設定、お相手どうもありがとうございました。


 ここまでさわやかカップを2勝1敗と善戦のNEXUS3,4年生チーム。今回は普段は5,6年生を担当しているコーチ(筆者)も久しぶりに応援に入り、チーム全体で勝利を目指します。筆者もこの学年の子供たちは1年生の時から見届けている子達ばかりですが、3年も経つとみな幼さから脱却したくましささえ感じる今日この頃。ウォーミングアップや試合への入りも淡々と準備を進めていたり、かなり成長を感じさせる世代です。今回もどんな試合を展開してくれるか・・・でしたが、今回は少し技術的には相手チームに分があり、初回に6点を失う展開・・・でもそのあとあきらめずにこちらも得点を積み重ねて食いつきましたが・・残念ながら敗北となってしまいました。


 学童野球では、相手チームによって、技術力やチーム力の差が大きいものです。練習量や意識の差もあります。とはいえ、私たちは、勝敗よりも子供たちがやってきたことが試合で発揮できているかということに主眼を置いています。初球を振っていく、全力疾走して次の塁を狙う走塁をする、ボールに向かってチャレンジする。それぞれの子供たちが毎回の練習を楽しみ、そして一つ一つ課題を解決して技術を積み重ねて行く中で、試合でその成果を表現できるかということを大事にしているわけです。このカテゴリの試合は、どのチームでもバッテリーがストライクを取ることに苦労して、フォアボールと盗塁で点を重ねる試合も多いのですが、今回のような強い相手でもNEXUSのピッチャー陣はストライクを投げ込み、エラーがあってもカバーして声を掛け合うなど、、、さらにはまだ軟球に切り替えて半年しかたっていない3年生の子供でもフライをキャッチしたり・・・しっかり「野球」ができていることは素晴らしいことと感じました。学童チームでの優劣は決して子供の実力の優劣ではありません。むしろ野球に向き合い、そしてコーチや環境に感謝し、必死に取り組む姿勢を作ることができればあとは中学、高校と進んでいく中で個人が大きく羽ばたいてくれるはずなのです。


 そういう中にあって、今のNEXUSの子供たちは将来が楽しみな子達ばかり。さらに、かつてないほど、「野球」に近い形で試合を進められる現3,4年生はチームとしても将来が楽しみです。得点差ほどの技術の差はありません。また来週から一緒にしっかり練習を重ねて一歩ずつ前に進んでいきましょう!

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