夢中になってほしい!

 少し間が空きましたが、16日の祝日は二子フェニックスさんをお迎えして上級生、下級生それぞれでオープン戦を行いました。フェニックスさんわざわざお越しいただきありがとうございました。


 フェニックスさんは國學院のイベントなどチーム方針が似ていることなどもあり交流を深めさせていただいているチームさん。子供達もあの時のお友達ねーと言いながら、やはり楽しかった仲間のことはしっかり記憶に刻まれているんですね・・・(チーム名から双子の子しか入れないチームだよねぇと漏らした子供がいたのはご愛敬です)


 上級生の試合では、久しぶりに6年生が主役の試合となりました。中々人数も集まらない中ですが、秋に入りテーマを思い出作りに切り替えて、コーチや子供達でメンバー構成を相談しながら、やりたかったポジションについてもらうなど、最終学年の最後まで野球は楽しいと思ってもらえるような試合設定をしてあげたいと考えています。一方のフェニックスさんもみんなでワイワイ楽しそうに試合をしていました。どちらのチームも勝利にこだわった采配というより、任せた役割をきっちり頑張ってもらう方針、試合ではうまく行くこと、逆に失敗することいろいろありますが、それぞれが必死に頑張って楽しく野球をする姿が印象的でした。勝敗よりもその時間どれだけ試合に没頭できたか?それが大事なんだと思います。4,5年生には上級生のスピードを体感する良い機会にもなりました。


 一方の下級生。こちらはフェニックスさんの参加メンバーが少ないことからミックスしたチーム構成での試合をしました。仕切りは私に任せていただけたこともあり、子供達に試合の仕方から相談しました?「普通の試合」「ピッチャーはマシン、キャッチャーは大人」「置きT」などを提案しましたが、ピッチャーやりたい!という子が多数いて普通の試合形式でやろうということになりました。もちろんまだボールが怖いという子もいるため、申し出により置きTやトスでも可という形で・・・両チームの子ともそういった個人の希望を受け入れ、相手を尊重するということがしっかりできているのが素晴らしいんですよね!ごねることなく、それぞれがそれぞれのフィールドで野球ができる、そんな環境って良いなぁと感じました。ポジションや打順は子供たち主体で決められたり、NEXUSもフェニックスさんも大人が子供達をうまくサポートできていて、子供達も夢中で野球を楽しんでいました。魅力ある選手もたくさんいて、こういった環境でどんな選手が生まれるのか楽しみです。


 最後はいつも聞こえる、もう少しやりたかったなぁ・・・という声。もっともっとやりたくなれば、たくさんできるフィールドはこの先にたくさん用意されています。今あるこの瞬間を夢中になって楽しみながら、どんどん野球のとりこになってほしいですね。


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