やることは一杯・・・

 今日は学年を分けて1日練習でした。NEXUSでは毎年父母にアンケートを取って指摘があった部分をチーム活動の改善部分と位置付けてできるかぎりその課題を解決できるように取り組んでいます。

 一昨年は、一斉に練習することにより、練習場所が制限されてしまったり、コーチの目が行き届かないことがあるという指摘から、多少練習時間が短くなっても学年別に練習の時間帯を分けて練習することを取り入れました。今年は、さらに週1半日の練習機会をできる限り確保してほしいという意見から、特に雨で中止が予想されるような場合に、別の練習機会を設定できるように工夫したいと考えています。実は今週の練習は土曜日に低学年、日曜日に高学年と練習を設定していたのですが、日曜日はあいにくの雨雪予報・・・会場の融通も付いたことがあり、急遽日曜日の練習を土曜日に振り替えて練習としました。それぞれのご家族に様々な事情があるとは思いますが、少しでも練習できる場をという取り組みでした・・

 まずは前半の低学年ですが、こちらは予定通りの練習時間であったこともあり、多くの子供たちが集まってくれました。とはいえ、コーチ陣や親御さんも豊富であり、体力メニュー、基礎技術メニュー、バッティング練習と合間にバッテリー練習など、グランド全体を使って細かくいろいろなメニューをこなしてもらえました。各所にコーチも配置されて大分環境が整ってきたなぁと思います。これもいろいろサポートしてくださる親御さんの協力があってのこと・・大変感謝です。

 とはいえ、導入段階の低学年の子供達にはまだまだ経験してもらうことが一杯。打つ、投げるという基本ももちろんですが、徐々にポジション別の特殊な動きも学んでもらう必要があります。今日は多くの子に防具をつけてキャッチャーを経験してもらいました。学童野球では実はキャッチャーが試合の勝敗を握ります。後ろにそらさず、しっかりピッチャーをリードし、時としてランナーをしっかりアウトにする。とても重要なポジションで、ある程度技術のある子にしっかり練習してもらう必要があります。こうやってコーチ陣が充実している日にこそ、徹底的にその部分を学んでもらいたいと思いやれそうな子供に順番に声をかけて体験してもらいました。意外とできる!という表情の子、このポジションは嫌だな・・という子、子供たちの表情は様々ですが、慣れを早くすることが上達への近道、これからも少しずつこういう機会を作っていきたいと思います。それにしても今日のバッテリー練習は少し刺激があったのか、練習後も投球練習をしている子供たちが印象的でした。興味の持ったことにさらに一生懸命練習を続けられるということは素晴らしいことです、この先が楽しみです。

 午後は高学年生。こちらは急にスケジュール設定したこともあり、6人の参加でした。少ない日は少ないなりに密度を上げて練習ができるので、来れない子は残念ですが、来た子にはそれなりに達成感を持たせてあげられることができます。キャッチボール、マシンを使ったフリーバッティング、挟殺プレー、シートバッティングと、合間の体力トレーニングも含めて4時間でクタクタになる練習メニュー。でもこの半日でも子供達随分と頭で学び体で覚えたと思います。とても充実した練習になりました。

 もうこのチームを始めて6年。気づくと1年生から見ている子が最上級生になっています。時の流れは速いものですが、毎年やるべきことがたくさんあって、あんなこともこんなことも練習させてあげたいと思いつつ、なかなかたどり着けないもどかしさもありますが、今日のように密度を濃くできる日はしっかり練習してあげて、子供たちの成長度を増してあげることはとても大事だと思います。野球はとにかくやることがたくさんあるスポーツ。1つの経験が多くのことに発展してくれることを願うばかりです。



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