考えられる選手に!

 今日は全学年揃った練習です。今日は体験生2名も来てくれたのですが、久しぶりに練習参加してくれた6年生もいました。NEXUSでは受験と野球の両立を目指す子が多数いますが、受験を控えた最近は野球より勉強を優先して中々参加できない子も多いのが実情です。2月になり受験も終わり、輝かしい合格の便りとともに続々と野球に戻って来てくれています。それ以上に嬉しいのは中学で野球を続けたいと言ってくれていること。NEXUSは比較て緩やかなチームカラー。時々父母から聞かれるのは、中学で野球できるようになるのか?ということです。答えは子供たちが見せてくれています。昨年の卒業生も横浜代表やシニアのレギュラーで活躍するような子供達がいますし、今年の6年生も全員中学で野球チームに入る予定です。私たちがチームの子供達に求めるのは、何も今だけ野球をしてほしいということではありません、今、野球の楽しさを覚えそしてこの後も野球を続けていってほしい。野球を楽しんでほしい、そんな気持ちがこのチームを作っているのです。

 さて、今日の練習、私は中上級生を担当しました。キャッチボール、ボール回し、ノック、今の子供達は言われたことは言われた通りにできます。でも逆にその応用はほとんど手が出ない、習っていないからできないと思う子供たちが非常に多いのが実情です。NEXUSは週1回半日、普通の野球チームは土日1日中練習をしており、NEXUSの子供達は4倍密度濃く、考えて動ける野球をしなければ1日練習をしている子供達に追いつけないわけです。なので、これまでの寛容なやり方から少し考えることを求めることに少し路線変更をしてみました。NEXUSは叱ることのないチーム、子供が子供の頭で考えたことをコーチが叱ることはないわけで、むしろそうやって頭を使って、積極的に野球をしてほしいわけなんです。

 後半は実戦練習、頭を使うプレーをどんどん求めます。この状況、その判断、君は何を考えてその行動をしたのか?事前に頭を使ったのか?そういうことを今年は少し求めてみたいと思います。実力や可能性は十分に備えた子供達、これからのさらなる成長に期待したいですね。


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