NEXUSは子供たちの原点でありたい

２０１９年創設のNEXUSですが、早いもので２期目の卒業生を送り出すこととなりました。今日はその最後の活動として、６年生ラストゲーム親子対決イベントを行いました。

小学生のひと時をNEXUSで過ごした子供達、最後に父母とともに一緒に野球をすることで、親御さんに子供たちの成長を感じてもらいまた親もまだまだできるというところを見せるべく、昨年度より実施しているイベントです。子供ももちろんのこと、なぜだが親の方が盛り上がっているようにも見えるこのイベント、、、（笑）。この日のためにトレーニングを積んできた中低学年の父も参加してのガチンコ対決です。子供に怪我のないように日々配慮しながらのNEXUSの活動ですが、今日はやっぱり親の怪我の方が心配になります。

前日の雨と雪の影響でグランド状態が悪い中、みんなで整備してなんとかプレーボール。「６年生＆５年生NEXUS」対「大人NEXUS＋OB１名」という対決、なんだかいつもと違った緊張感、選手も大人もワクワクドキドキといった表情が印象的です。ゲームはナイスバッティングありファインプレーあり、、、また随所に親子の対決や自分の親が打ったボールを子が見事にさばくなど、見どころ満載。子供の成長を親も私たちコーチも実感する対戦でした。その後は今度はお母さんとのTボール対決。日頃はバットを握ることなどないお母さんたちも子供が打っていたバットとボールで実際にボールを打って走って、めったに見ない光景ですが、それぞれに楽しんでいただけたのではないでしょうか。随所にあふれ出る選手、親御さん、そして私たち関係者も含めた笑顔は、まさに野球を楽しむ親子そのものでした。きっと良い思い出となったと思います。６年生の親御さんの皆様、これまで選手やチームへのサポートどうもありがとうございました。改めて感謝申し上げます。

私はこの代の監督を担ってきましたが、特に最終学年となった今年１年は人数が揃わなかったり、怪我が出たりして、思うように活動させてあげられませんでしたし、達成感を味合わせてあげることもできませんでした。でも、様々な障壁を乗り越えてまた全員笑顔でグランドに来てくれました。おそらく全員が同じフィールドに揃ったのは１年以上ぶり・・・最後にみんなが元気な姿で元気なプレーをみせてくれたこと、そして全員が中学でも野球を続ける意思表示をしてくれたこと、、、これほど嬉しいことはないです。私たちは今ももちろん大切にしてきましたが、それよりもこれからを期待する取り組みをしてきているわけですから・・・これからも野球を続けていると野球をやりたくてもできない場面は必ず遭遇します。それは長い野球人生の中において、大した時間ではないのです。耐えるべき時耐え、そしてまたやれる日に精一杯野球を楽しめる、野球をやりたいと思ってくれることが大切なんだと思います。君たちが感じてきた楽しい野球をこれからもそしていつまでも続けていってほしいです。

最後に６年生たちがコーチにメッセージカードを書いてくれました。読んでみると、あぁこんなこと教えたときに、こんなこと感じてくれてたんだなぁと改めていろいろなことを思いだします。大切な思い出をどうもありがとうございました。NEXUSはこれからも同じようにたくさんの子供たちとここで野球を楽しみ続けています。これから先野球を続けていく中で、楽しいだけでなくきっとつらいこと、キツイことはあるはずです。困ったらここで野球をしていたことを思いだしてください、それでも困ったらグランドに足を運んでください。君たちの原点はきっとここにあるはず・・・そうでなくてもぜひ！成長した姿を楽しみに待っています。