9月20日 練習(荏子田公園)

連休中にも関わらず、全員参加しての練習となりました。朝は昨日の感想からスタート、「試合は楽しかった」「負けて悔しかった」「もっと練習しないと!」などそれぞれが思い思いの言葉を発していました。NEXUSは怪我せず楽しくがモットーですが、それを実践しながら試合に勝つことが大事だと考えています。野球の楽しさの一つは「勝利」にあるからであり、負けを良しとしているわけではありません。子供達が試合で負けることから感じる悔しさを次の練習に繋げていくことは、とても大事なことなのです。


子供達は、朝からやる気十分で、練習も準備体操、ラダーやミニハードルなどを用いたサーキットトレーニング、肩肘セルフチェック、ゴロ取りトレーニング、キャッチボール(投げ方の基礎トレーニングを含む)、バッティング(ペットキャップ打ち、ラケットでのテニスボール打ち、柔らかボール打ち)とみな積極的にメニューをこなしてくれました。試合直後の影響か、子供達がテキパキ動き、いつもより効率的に時間が経過します。最近は試合のために軟球を用いた実戦的なメニューが多くなってきていますが、久しぶりに体幹を鍛えるトレーニング中心したが、随分と子供達も動きが身についてきたことに成長を実感させられます。


続いて柔らかボールを使った並びっこベースボール。2チームに分かれて試合をします。これは低学年の子供に野球的な雰囲気を体感させるための練習ですが、これまで経験のある子供達が、新しく入った子供達に試合に勝つためのノウハウを教え互いに勝つための作戦を考えます。またそれぞれがチームのために一生懸命走り続ける姿もとても微笑ましい光景でした。


最後に今日は、「ヤキュイク」さんが取材に訪れてくれました。記事にしていただけるかはわかりませんが、子供に野球というスポーツを長く楽しんでほしいという、裾野を広げる取り組みに興味を持っていただけたことだけでも嬉しいことだと思います。私たちの取り組みは異色であり、野球そのものに対しては遠回りな活動です。子供は体も技術も今をピークにする必要はありませんしし、家族の生活が野球を中心である必要もありません。今の時期を健全に楽しく過ごし、そしていつか輝けるその日に万全の体で精一杯の実力を発揮できることが大切なのではないでしょうか?、この取り組みが10年後に身を結ぶと信じています。


最後の写真は、次世代を担う幼稚園児達の練習(遊び)風景です。部員の弟、妹ですが、こういった体験を通じて野球の楽しさを感じてもらい、自発的に野球をやりたいと言ってくれるようにすることも大切な活動と考えています。

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