4連休最終日となった今日の練習は、9名の参加者で行われました。
夏休みにコロナの影響で中止せざるを得なかった家庭行事を、この機会に実行、という家庭もあり、普段より少ない人数の中での練習でした。
この年代の子供の野球活動が、必ずしも各家庭の中心になる必要はなく、各家庭の行事はそれはそれで大事にしてほしいと思います。もちろんNexusでは、それによる出欠状況が試合への出場機会に影響することはありません。
今日の練習は、「周りの人にやさしくできるチームなろう」という話から始まりました。
実は、9月20日の練習での「ならびっこベースボール」という野球ゲームの中で、このゲームを初めて体験し、上手くやれないメンバーに対して、厳しい言葉を投げ掛ける場面がありました。
負けず嫌いな子供たちは、たとえゲームとはいえ白熱し、勝負にこだわるあまり、つい厳しい言葉を口走ってしまうことがあります。
勝ちにこだわる姿勢は大事だし、仲間のミスで負けて悔しい気持ちも分かるけど、それでは新しくチームに入ったメンバーは委縮してしまうし、楽しくないよね。特に上級生は下級生の良い見本になってチームの雰囲気を作っていこうよ、という話をしました。
「チームワーク」という言葉があります。
その良し悪しは数値化することもできず、一見中身が分かりづらい言葉ですが、私自身の少年野球の経験を通して学んだことの最も大切なことの一つに「チームワークって本当に大事なんだな」というのがあります。
チームワークの良いチームは、重要な大会、試合での重要な場面で良い結果を引き寄せ、チームワークの悪いチームはその逆、という場面を何度も目の当たりにしてきました。
そういった経験からも、子供たちには、チームの仲間を思いやることの大切さを伝えていきたいと思っています。
練習はその後、トランポリンやラダー等を使ったサーキットトレーニング、キャッチボールメソッド、バッティング練習と続き、最後に試合形式を行いましたが、その中では、これまでより上手く打てる子供たちが明らかに増えてきました。
バッティング練習の中でのタイミングの取り方の指導をきっかけに、上手くボールに当てられるようになったようです。
土曜日の試合に向けて士気が高まります!
練習の最後に改めて、子供たちに、「今日の練習で周りの仲間にやさしくできた?」と質問したところ、ほとんどの子供たちが「できた!」と答えてくれました。
いきなり100点満点とはいかないまでも、指導者から見ても、今日は仲間への声かけはいつもより出来ていたように見えました。
こういった「心の成長」もこの年代の子供たちにとってはとても大切なことだと思います。
それを、野球というチームスポーツを通じて出来ると嬉しいです。
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