11名が参加した練習となりました。全員が先月に数試合を体験したこともあり、子供たち同士で試合の感想、良かったこと、直したいことなど練習前に考えてもらいます。大人が説明するのは簡単ですが子供同士が話し合い、気持ちを共にすることで練習での意識が変わると考えた取り組みです。
練習ですが、準備体操、サーキットトレーニングなど通常の基礎メニューを行った後、レベル別に2組に分かれてキャッチボール練習、実戦を想定した守備走塁練習、バッティング練習と行い、最後は試合形式というメニューを行いました。
キャッチボールでは、基本メソッドができている子供たちには、子供同士できちんとした投げ方取り方で、正確に投げる動機付けをしています。一方まだ十分にボールを投げたり取ったりが難しい子供達にはボールに慣れながら取る投げるに慣れる練習を重ねています。
守備練習では、ただゴロやフライを取るだけではなく、試合を想定して取ってからどこへ投げるのかを子供に意識させながら練習します。一塁に投げればよいと決まっていればボールをさばける子供達も、2塁でアウトにしようと思った瞬間にトンネルやポロリが(笑)・・一つ一つのキャッチング、スローイングが失点につながると説明するとさすがに試合を経験したせいか、皆が深くうなづいていました。試合と練習を繰り返すことで子供たちはどんどん成長しそうです。バッティングでは、バットが振れるようになってきた子供たちに、少しずつフォームやタイミングを教えています。今まで空振りばかりだった子供達にも少しずつ快音が聞かれるようになってきました。
最後の試合形式は、今日はお父さんたちも多数見学や練習に協力していただいたこともあり、3,4年生対1,2年生+親 チームの試合です。いつもと違う形式ですが、3,4年生にはよりチームとしての力、チームワークを上げてほしく、1,2年生には普段3,4年生に混じったときにできないポジションや打順で主役として楽しんでほしいという意図の取り組みでした。3,4年生は全員必死で、1,2年生はそれぞれの子供がヒーローになる瞬間があり、さらに大人も久しぶりに体を動かす方々もいて新鮮な取り組みになりました。
子供達は、勝ち負けを経験する機会が増えたこともあり、少しづつ厳しい意見交換がされたり、他人に礼を失する行動も少しずつみられるようになってきました。NEXUSは人や物を大切にすることを大事にしています、プレーについてはそれを反省させるような指導はしませんが、野球に取り組む姿勢、社会生活においてあるべき態度については、きちんと指導し改善を促します(もちろん叱りつけるわけではありません)。子供達の技術的な成長は目を見張るばかりですが、一方で社会生活がきちんとできる子供に育てることも私たちの大切な責務として取り組んでいます。
まだまだ子供たちの成長が楽しみですね。
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