2020年最後の練習日ということで、本日は道具の手入れ及び部員とそのご家族一緒に練習を楽しむチーム内イベントを開催しました。
まずは1年間お世話になったあざみ野西公園のグランドに感謝の意を込めて、グランド内のごみ拾いからスタート。子供達にとってはごみ拾いも奉仕ではなく楽しい練習のひと時、ワイワイしながら気づけばカート一杯にゴミが集まります。直接申し上げることはできませんでしたが、私達が楽しく活動できるのは、こういった公共施設と使用に理解いただける皆様のおかげ、改めて関係者の皆様に感謝申し上げます。
続いて1年間使用したチームの用具に感謝を込めてをみんなで手入れします。ボールやベース、バッティングマシーン、ヘルメット、子供同士で協力したり、競い合いながらきれいに磨き上げてくれました。NEXUSの子供達は不思議とこういったいわゆる奉仕するという行為を嫌がりません。学年を問わず友達感覚でお互いに楽しみにながら一生懸命作業してくれました。手入れの最後はそれぞれのグローブ磨きです。お父さんやお母さんに磨いてもらっている子供もいますが、大半の子供が「グローブの手入れって何?」とポカンとした顔。コーチが油を塗ると自分のグローブがあっという間にピカピカに。みんなグローブを大切にしてあげようね!と言うと「油を買って磨いてみよう!」と元気な返事が返ってきました。野球チームではプレーに目が行きがちですが、その環境(グランドや道具そして親やコーチ)にこそ感謝し、野球できることに喜びを感じられる子供達に育ってほしいですね。
手入れの後は、いよいよ親子イベントです。たくさんのご家族に集まっていただき、子供達もとても嬉しそうでした。このイベントの目的は、お父さんお母さんやご兄弟姉妹に部員の子供達が普段やっている練習を一緒に体験していただき、「子供達がどんな負荷で練習しているのか体感してもらう」「子供たち自身がご家族に自分はこんなことができるんだよ!と伝えられる場となってもらうこと」「子供がやっている練習は誰がやっても楽しい」ということを感じてもらいたいと思う気持ちで開催させていただいたものです。
ウォーミングアップの後、NEXUS特有のメニューとして、「リズム体操」、「ラダートレーニング」、「くぐって、ジャンプしてリレー」を体験してもらいました。親御さんも普段の運動不足解消に笑いも絶えない練習となりました。最後のリレーは大人対子供で対決でしたが、子供はいつものことですが、大人が必死に飛んだりくぐったり子供に負けじと取り組んでいたことがとても印象的でしたが、最後に勝った子供達はとても満足そうでした。
その後は親子キャッチボール、遠投、バッティングマシーンにチャレンジなど少しご家族中心に楽しんでもらうメニューを体験してもらいましたが、子供達が自分のお父さんやお母さんの普段見ぬ姿に唖然としている姿も可愛らしかったです。これを機会に子供達がお父さんやお母さんともっと一緒にスポーツを楽しもうと思ってくれる機会となればよいですね。最後に特殊ボールを使ってゲームをして終了となりましたが、気づけば予定時刻を30分以上過ぎてしまいました。あっという間の親子イベントとなりました。
今日は子供達にとっては、いつもより負荷の少ない練習となりましたが、それ以上にそれぞれのご家族の間で共通の時間があり、帰るときのお子さんとご家族の皆様の笑顔がとても良い顔をされているように見えました。心地よい疲れと充実間のある一日であったなら私達としてはうれしい限りです。
振り返れば昨年末は数えるほどしか子供達がいなかったNEXUSですが、コロナなど活動の支障もある中で、1年で20名に迫る子供達が参加してくれるようになりました。地域のご理解、親御さんのご理解、何より子供達が一生懸命頑張ることでチームはどんどん活性化し進化しています。来年はチームと子供達のどのような成長がみられるでしょうか?来年の子供達の輝きへの期待が十分に感じられる1日となりました。また来年元気な顔で練習に参加してくれることを楽しみにしています。
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