1月11日(荏子田公園)

今日は、成人の日を含めた三連休の最終日。昨日に引き続き厳寒の中、参加者14名で荏子田公園で練習を行いました。

あちこちで「あー、寒いー」という声が聞かれるものの、子供たちのやる気は十分。

一つのメニューが終わるたびに、「次は何やるの!?」という言葉が子供たちから発せられました。

それは「次はどんな楽しい遊びをやるの?」と言っているかのようです。

Nexusの練習は、まったく同じメニューの日というのはありません。

特にキャッチボール前の体力トレーニングでは、子供たちが飽きないよう、遊びの要素を多く取り入れながら、結果的に自然と体力がつくよう、工夫を凝らしながらメニューを考えています。

この日は「しっぽ取り」というゲームを行いました。

このゲームは、鬼ごっこの変形版のようなゲームで、自分も逃げつつ、相手を追いかける必要があるという、かなりハードなゲームです。

ゲームとは言いつつも、2チームに分かれた対抗戦の形を取っているので、負けず嫌いな子供たちは必死になって走り回り、終了後にはヘトヘトです。

しかし、給水タイムを経てしばらくすると「次何やるの?」と、驚異の回復力です。

実際には肉体は疲れているんでしょうが、ワクワク感のほうが勝っているんでしょう。大人の場合はこうはいきませんね(笑)。

練習はキャッチボールメソッド、バッティングと続き、最後に試合形式を行い、一旦練習は終了しました。

Nexusの練習は「週一回、半日」を基本としていますが、この日は一日グラウンドを使うことができたため、午後は自主練習という形を取りました。

結果、9名が午後も参加。そこそこの人数が集まったので、個別の練習ではなく、全体でまとまったトレーニング(遊び)を行うこととし、キックベースボール、サッカー、少し柔らかめのボールを使った野球の試合形式を行い、16時過ぎに今日の練習は終了となりました。

今日は結果的に午前、午後で二回の試合形式を行うことになりましたが、昨日と違い、今日はそこに一二年生も参加しました。

驚いたのは彼らの成長ぶりです。

ボールは下から投げてもらわないと中々打てなかった二年生は、上級生同様に上から投げた球でも軟式ボールを怖がることなく、しっかり振って打てるようになり、下から投げてもらったボールでも中々打てなかった一年生は、前へ飛ばせる確率が上がりました。

何より嬉しいのは、強く、大きくスイングできていることです。

この年代の子供は、細かい技術を教えるよりも、まずは思いっきりバットを振ることが大事だと考えます。

私たちが子供の頃も、公園でカラーバットとゴムボールで遊んだ時のスイング。

誰からも指導を受けたわけでもなく、あこがれのプロ野球のスイングをマネしたりしながら自然に身についたスイング。

あれが各人にとっての一番自然なスイングの原点で、夢中で思いっきりバットを振り回していたと思います。

Nexusでは、この年代の子供たちには、その感覚は大事にしてほしいなと思っています。

技術的にも上達し、より野球が楽しくなり、もっと上手くなりたい意欲が湧いてくる、という好循環が回せていることが、こうやって目に見える形で出てくると、指導する側としてもモチベーションになりますね。

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