2月7日 練習(菅生緑地)

最近の寒さも緩み15度を超える気温という恵まれた状況での練習となりました。


本日は一般開放されている菅生緑地での練習ということで、あまりボールを使用せず、肩回りや股関節を柔らかくするストレッチやラダーやハードルを使った体力メニュー中心に練習に励みました。


 今日は、体験入部で新1年生(現年長さん)のお子さんが参加してくれました。NEXUSの子供達のいいところは、学年に関係なくそれぞれが友達のように接すること、またお兄さんという認識のある子供は下の子供に優しく接することができることだと思います。「お互いにはっきりと意見や希望を言う」、「その人の体格、性格、技術に合わせて相手を思いやる」野球をやる以前に大切なことです。その雰囲気作りができていることがこのチームの良いところですね。はじめは照れ気味に自己紹介していたお子さんは、あっという間に仲間の一員になった雰囲気で一緒に楽しんいたようです。少し経験もあるとのことで、キャッチボールやバッティングでは現一年生が驚くようなプレーを見せてくれ、逆に現一年生が刺激を受けたようです。あっという間に現一年生もお兄さんです、下からの突き上げに一層奮起してほしいですね。


 NEXUSでは冬のOFFシーズンを機に特に3年生以上のお子さんに順次肩肘検診を受診してもらっています。もちろん何も異常のない子供もいますが、一方で痛みはないものの障害の兆候が見られる子供もおり、中には医師から投球禁止を指示されている子供も出てきました。(一応、コメントとして、、、現在NEXUSの所属でもいろいろな経緯で入部してきている子供がおり、一概にNEXUSでのプレーだけが原因ではないと考えられる事象もあります)。私達指導者としては、これまで球数やストレッチでケアして手を尽くして来ましたが、それでも障害が発生するということにショックと驚きを受けましたが、改めて子供たちに長く楽しく野球をプレーしてもらえるよう、予防のストレッチや正しい投げ方の指導、無理のない球数制限など、子供を守る指導を実践していくことが私たちの使命なのだなと心を新たにしています。


 そんなノースロー指令を受けた数名の子供達、今日は皆がキャッチボールをしている間、別メニューでトレーニングしてもらいました。はじめは笑顔でしたが、きっとお互いに不安を持っていたのでしょう、「俺たちいつまでなげられないんだろうなぁ」と不安を漏らしつつ子供同士で慰めあっていました。また逆の腕で投球しながら、「本当に投げられないってつらいね」ってつぶやいていました。やはりプレーできないことは子供な時りにショックだし不安なのだと思います。まずは回復できる程度の障害を早期発見したことを前向きにとらえて直しましょう、そして二度と障害が起きないように良い投げ方を身につけようね。私達も2度とこういう想いをさせないように手を尽くして一緒に改善に取り組んでいきたいと思います。


 2月とはいえ温かくなってきました。また人数も増えて、春になると試合ができる日々がやってきます。今のうちに傷を癒し、体力を向上させ、みんな笑顔で試合にのぞんで勝利をつかみたいですね。

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