前週と異なり、子供達からは寒い寒いという声の聞こえる朝からの練習となりました。NEXUSではコロナ感染予防策の一環として毎朝子供達や参加される保護者の体温を確認していますが、今日から紙に記入するのではなく、タブレットに入力する形に・・・私達に心配をよそに、キャプテンがみんなに聞き取りながらきちんと入力してくれました。さすが、最近の子供、「デジタル」に慣れてます。今の時代、何事もペーパーレス!私達の活動においても社会生活に近い形の行動を進めていきたいと考えています。
練習ですが、挨拶、監督からのお話の後、ランニング体操、ワールド(準備体操)、肩体操、テニスボールトレーニング、リーチマイケル、その後はラダーやハードル、トランポリンを使った走り込みトレーニングやゲーム形式の追いかけっこなど、様々な基礎体力トレーニングを行いました。一冬超えて子供達も体力や筋力、バランスが整ってきました。賞味1時間以上のメニューも朝飯前でこなしてくれます。
小休止の後、上級生と下級生に分かれて技術練習に入ります。まず上級生は、キャッチボール、バッティング練習の後、試合を想定したフォーメーショントレーニングを行いました。対外試合を意識して、ランナーを想定した際の守備位置を確認します。これまで捕って投げるということだけをやってきた子供達にとって、野球の頭を鍛えるトレーニングは想像以上に大変なようです。頭の中がぐちゃぐちゃになった子供達、声も少なくなりしょんぼりしているように見えました。野球には様々な場面において、ボールが飛んできたプレーヤ以外にもやるべき動きがあり、勝利を目指すために最低限必要な要素を体で覚えてもらいたいと思っています。大丈夫、少しずつ練習していけば、自然と体も動くはずです。最後はゲーム形式、こちらはいつも通り伸び伸びと楽しんでいました。自然とベースカバーに入ることができていたり、頭のトレーニングの成果も少しだけ垣間見えました。
一方下級生は、まだまだ目の前のボールを捕って、投げて、打つトレーニングを繰り返しています。まずはドッジボールを使って肩の動きを確認します。ドッジボールは肘を使わず肩を回して大きく投げるので、体全体でボールを投げる動きを体感できます。幼稚園時代にドッジボールで鳴らした子供達、自信満々にボールを投げ込んでいました。その後はテニスボールで投げる、捕る、打つとメニューをこなしたのち、今日は最後にみんなで投手に挑戦しました。ここまで低学年生は基本的に投手をやることはありませんでしたが、フォームも整ってきましたし、私の「やってみたい?」の声に全員が「僕も投げたーい」と手を挙げてくれましたのでみんなでチャレンジすることにしました。。面白かったのは、対戦する打者が、「アイツの球を絶対に打ってやる!」と対抗意識丸出しな様子。いつも一緒にプレーしていても、実はそれぞれがライバル視しているのですね。子供同士の切磋琢磨、大事なことと思います。友達よりも上手くなろうとすることがそれぞれを高めてくれることと期待しています。
早いものでもう3月。チームの入部者数を20名となり、低学年の子供達も試合できる人数がほぼそろってきました。1年前のは10名に満たなかったチームが、2つのカテゴリーで試合ができるようになったこと・・それだけ子供達が集まっていること、親御さんが協力してくれることにに私達指導者は嬉しい気持ちでいっぱいです。今日も2回目の体験のお子さんが来てくれましたが、もっともっと仲間を増やしてNEXUSでの活動が一層盛り上がることを楽しみにしています。
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