ひと月前までは、寒さも感じる朝でしたが、4月下旬となり朝から体もすぐに動かせるような暖かさになってきました。NEXUSでの練習も、基礎トレーニングより技術トレーニングになるべく多くの時間を費やす練習メニューにシフトしています。
今日も3名の子供たちが体験参加してくれました。何度見てもよい光景なのですが、NEXUSの子供達は、子供達同士であまり上級生下級生の区別をしませんし、経験の長い子は自然と経験の浅い子供をフォローします。ウォーミングアップや体操など自然とよく知った子供が経験の浅い子供に教えてあげたり、(悪い意味で)元気の良い下級生がいても、それを温かく見守って付き合ってあげるる土壌があります。今日もウォーミングアップで少し外れてしまうような子供や一番初めにを走りたい子供を上級生の子供たちが優しく見守ってあげている姿がたくさん見られました。いつまでもそうやって上下関係を感じさせず、友達を尊重して付き合っていってもらえるとよいですね。
低学年生も大分キャッチボールが上手になってきたこと、たくさんの低学年のお父さんが練習に関わってくれることから、今日からキャッチボールも全員同時にやることにしました。上級生はできるだけ子供達同士で、逆にまだキャッチボールに慣れていない下級生はお父さんたちとキャッチボールに取り組んでもらいます。コーチの様々なキャッチボールメソッドを、いつも通りに取り組む上級生と、見よう見まねでチャレンジする下級生、グランド全体でキャッチボールする子供たちの光景に1年前からは想像できなかったチームの姿が垣間見えました。まだまだ野球をやりたい子供、やらせたい親御さんはたくさんいるんですね。これが私たちが見たかった光景なのかもしれません。
そのあとは、上級生と下級生に分かれてバッティング練習と試合形式の練習を行って、あっという間の3時間の練習が終わりました。3時間の練習ではありますが、子供たちがキビキビと動き、お手伝いのお父さんやお母さんが多ければドンドン密度は上がります。子供の入部数の増加に伴って、指導や練習フォローの密度を上げていくことはチームの一つの課題ではあります。特に低学年の時は、まだまだお父さんとキャッチボールや練習を一緒にやってもらう時期でもあり、一緒に楽しめる場としていくことも大事ではないでしょうか?当番制ではありませんが、いつもお子さんと一緒に参加してくれるお父さんには少しずつ練習指導や試合でのコーチなど指導者未満、保護者以上という立場を作って、一層子供達と近いところで野球を楽しんでもらう取り組みを今後進めていく予定です。
今日体験に来てくれた子供たちのうち2名は2回目の体験参加で入部を決めてくれました。お兄ちゃんに付き添って試しに体験参加してくれたお子さんも真剣に入ろうかな?と悩んでくれていました。3人とも部員の子供達と何ら変わらぬ様子で全力プレーしてみんなで楽しんでくれてましたもんね。一緒に笑いあえる子、必死に野球に取り組む子、私たちはその子供がどんな野球の実力であれ大歓迎です。むしろスタートではなく、ここからどこまで成長するかが大切です。実は今日の体験入部の子供たちは、既に結構上手なのでここからどんな名選手が生まれるか?どう育てるか?私たち指導者もとても楽しみです。ぜひ一緒にチームを盛り上げて楽しんでいきましょう。
NEXUSの低学年生も3年生、2年生は残り2名ずつとなっています。次回も体験参加のお子様を迎え入れる予定です。たくさんのお子さんや親御さんと笑い声が絶えないチーム作りを目指していきます。
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