PCG 第二節 Nexus vs 横浜ブレイズ
今日は曇りの天気予報でしたが、朝から快晴。初夏を思わせる陽気の中、PCG(Players Centered Games)の第二節が行われました。
■ クラス D
NexusのクラスDチームは、一年生から三年生までのメンバーで構成され、今日は10名が参加。
前回同様、スターマンルール(攻撃は塁打数=得点、守備はピッチャーへの返球でアウト)で行われました。
このクラスでのスターマンルールの試合というのは、通常のルールで行われる前の実験的な意味合いもあるため、前回の試合で見えてきた課題を踏まえてルールにチューニングが施され、
・ ピッチャーとキャッチャーの位置にも子供を配置し、返球は子供のピッチャーが受ける
・守備位置は内外野を分けて配置する
が追加されました。
試合内容としては、初回からブレイズさんのバッティングが図晴らしく、Nexusの負け。
それでも子供たちは最後まで諦めることなく全力でプレーしました。
試合は三インニングで終了になり、二試合行われたのですが、二試合目が行われる前に、特にコーチから指示されたわけでもなく、子供たちだけで自発的にミーティングを行いました。子供たちのミーティングに大人が入ってファシリテートするやり方もありますが、今回はミーティングが子供たちからの発案ということもあり、大人は入らず、子供たちに任せました。
彼らなりに「負けて悔しい」「次はどうするか?」をお互いに意見をぶつけ合い、作戦を立てて二試合目に臨みました。
その作戦というのは、スターマンルールでは、ピッチャーを務める大人に対して、下投げか、上投げかをリクエストするのですが、「皆、下投げにしてもらおうぜ」というものです。
やっぱり、負けるのは悔しいし、勝ちたいんですよね。
結果的には二試合目も負けはしましたが、彼らなりに考え、能動的に行動する姿勢は素晴らしいと思います。
なお、今回のクラスDの試合では、お父さん3人にバッテリーを担当して頂きました。
ご協力ありがとうございました。
■ クラス B
四年生、五年生で構成されたクラスBは、今日は11名が参加。
試合は6点差を追う4回に連打で3点差に迫るなど、盛り上がる場面もありましたが、その後2点を取られて突き放され、最終的には3対8で敗北。
攻守に両面で多くの課題が認識できた試合でした。
特に、失点は守備のミスがそのまま失点につながってしまいましたので、その面での強化が課題です。
攻撃面では、前回の試合に比べて、全体的により力強いスイングが出来ていたと思いますが、チャンスの場面では緊張から身体が硬くなってしまいバットが出てこない子も見られました。メンタル面の強化も今後の課題です。
これで公式戦2敗目です。
勝ちが欲しい気持ちは子供も指導者も同じです。
ですが、Nexusは目の前の結果だけにとらわれず、長期的な視点での指導を心がけています。
野球を楽しみながら同時に結果を求めていくことの困難さは、チーム立ち上げ時から覚悟していましたが、中々難しいですね。
ですが、限られた練習時間の中で、個々の課題をこなしていき、レベルアップを図っていくしかありません。効率性も大事になってきます。
チャレンジングな取り組みですが、やりがいでもあります。
一足飛びには行かないことなので、日々学びながら、一歩一歩前進していくしかありません。
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