7月22日 さわやかカップ(VS 長津田クラブ)

 今日はさわやかカップ4戦目、長津田クラブさんにお相手いただきました。長津田クラブさん遠路をお越しいただきありございました。


 梅雨が明け、猛暑といわれる日々が続く中、今日も朝から汗をかくような晴天となりました。NEXUSでは肩ひじの予防も去ることながら熱中症予防にも配慮を重ねています。炎天下での試合はやむをえませんが、子供達の体力の喪失をいかに抑えて集中力を保たせられるか、経験の少ない私たちも試行錯誤しています。


 ここまで3戦全敗のNEXUS、何とかみんなで力を合わせて一勝を目指して頑張ろうと意気込んで試合に臨みます。・・・とはいえ、今日のお相手の長津田クラブさん、とてもよく練習されている様子でシートノックから一枚レベルが違う様子を見せていただきました。それでも子供達は委縮することなくチャレンジする気持ちで試合に入ってくれました。


 初回、死球で出塁し、けん制をかいくぐり積極的なスタートを切って次の塁を陥れチャンスを作ります。期待の4番がライトへ鋭い当たりを飛ばしてくれますがライトの選手が好捕。指導者ながらここまで上手く立ち回られると運が悪いとしか思えないところも(笑)。でも必死に頑張って1点をもぎ取ろうとする姿勢はとても大事で、みんなを勇気づけてくれるプレーです。こういうプレーを続けていれば点の取り方も次第に覚えていくことと思います。


 初回の守りでは、先発ピッチャーが気持ちのこもったボールを投げ、キャッチャーも一球一球しっかりとボールをつかんでくれました。野手のエラーに足を引っ張られても集中力を絶やさず前向きにバッターと立ち向かう姿に成長の一端を感じました。最後の振り返りで子供達も言っていましたが、守備できちんとアウトを取れないことが勝利から遠ざかることを少しずつ子供も理解し始めています。一つ一つの子供達が感じる課題に子供達が前向きに取り組むことがチーム力を上げてくれるものと信じています。


 今日の試合は前回の試合と異なり、ズルズル失点する内容と異なり、食い下がりながらも徐々に引き離され打撃も相手投手の速球に中々バットが出ないる展開。守備、走塁、打撃とチーム力の差が少しずつ表に出てしまう内容で敗戦となりました。


 NEXUSは周辺のチームと比較して練習量ではかないません、でもそれだから弱いチームでいいという気持ちもさらさらありません。少ない練習、限られた選手でチーム力をどう高めるか、それは子供達の自覚と指導者の工夫によるものと思っています。試合後の振り返りで子供達は「悔しい」「なんとかしたい」「次は勝ちたい」と反省の弁やそれぞれの課題はいろいろ出てきました。課題をただの課題で終わらせるか、それとも次はもっと上手くなろうと自分達で努力を重ねるて課題解決に向かうかは子供達次第。「やらされる」のではなく、「やってみる、やってやる」という前向きの気持ちを持たせることが私たち指導者の役割と思います。もちろん、指導者も頭をグルグル回して効果的な練習を追求していきます。でも子供達は最後「試合は楽しい!、野球は楽しい!」と言ってくれました。負けて嫌になるのではなく、次にチャレンジし続けるチームでありたいですし、私たちはそれを応援し続けたいと思います。


 連休中ということもあり、明日も練習があり、来週最後の試合を迎えます。リーグ戦1勝を目指して明日の子供達の前向きな姿勢を楽しみにしたいです。最後に今日も低学年の子供達が上級生の試合の応援に駆けつけてくれました。そういう一体感も大切にみんなで楽しく、できれば上手くなるようなチームであり続けたいです。皆、下を向かず、上を向いて次に向かって邁進してきましょう。

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