緊急事態宣言も明けて、PCGも再開となりました。今日は3年生と2年生の混成のCクラス、および2年生と1年生混成のDクラスの試合を金沢V・ルークスさんにお相手していただきました。金沢V・ルークスさんは私たちのチーム結成の際にモデルにさせていただいたチーム。毎回、指導者にとっても勉強させていただいてるチームさんでして、こうして都合をつけてお相手していただけることに感謝いたします。いつもどうもありがとうございます。
4月から軟式球で練習を重ねてきたCクラスチームは、中々実戦の場に恵まれず、今日がCクラスチーム初試合でした。朝から緊張と期待の面持ちの子供達ですが、4年生以上の試合をよく見ているせいか、慣れた様子で試合前練習に入っていきます。NEXUSは、学年ごとに人数制限を設けているチームです。今日は8人の2,3年生でチームを編成し、オブザーバーで4年生がキャッチャー役(打席無し)及び交代要員で参加する形を取りました。こうやって試合を行うときに実力を問わずすべての子供達が試合に参加することができること、そうして出場した子供達が私たちの想像を超えて活躍する場面に遭遇することこそ、私たちが目指すチーム像ですが、今日も期待を超える子供達のプレーがたくさん見られました。
緊張感の中、必死に腕を振って三振を取るピッチャー、強烈なサードゴロをさばいてみたり、強烈な打球を放ってみたり、はたまたキャッチボールもままならない子供が外野へ来た打球を確実にさばいてみたりと、それぞれの子供達のキラキラがたくさんみられました。必死にプレーし悲喜こもごもの子供達の表情もとても素敵なシーンでした。一方のルークスさんもいいプレーの連続で試合は接戦に。。。今日のハイライトは、1点リードで迎えた最終回に登板した4番手ピッチャー、小柄なこともあり、私たちは不安も持ちながら登板させてみたのですが、なんと練習では見たこともないほどの速球を捕手にどんどん投げ込んでくれました。見た目や経験だけで判断をしてはいけない実例で、新しい可能性を感じることができましたし、マウンドで見せる子供の自慢気な表情もこれまでに見たことのないキラキラでした。Cクラスの子供達、初試合で初勝利、おめでとう!この喜びは子供達にとって忘れることのできないものになるでしょう。でも君たちの野球人生はまだまだ長い道のりがあります、1回の勝利に満足せず、GOOD、BAD、NEXTを大事に成長し続けることが私たちの切なる願いです。
続いてDチーム、こちらは子供達から「楽しむんだ!」「みんなで頑張ろう!」と元気の良い声が聞こえます。緊張もまだ感じる年ではないんでしょうか?今日はスターマン方式ではなく、塁に残ってホームに返れば得点という野球に近い形のゲームに挑戦です。NEXUSのDチームは常に全力投球、全力スイング、全力疾走がモットーです。今日もたくさんの「全力」が見られました。今日は打った後にバットを置くルール(慣れない子供はバットを投げてしまうため、それを矯正する目的)も追加されたのですが、良い当たりを打ってもバットを置くのを忘れて走ってしまう子供達がたくさん見られました。試合の途中で得点できない要因としてコーチから助言を受けた子供達、「打つ、置く、走る」と声を出して少しずつ意識を高める工夫を加え、リードする相手に同点まで追いつくところまで来ましたが、最後はわずかな差で及ばず敗退となりました。そもそもこのクラスの子供達には勝負を意識しすぎることなく野球にのぞんでほしいと思っています。子供達の方から、負けたけど楽しかったからいい試合だった!という声を聴かせてもらい、指導者としてもとても嬉しい気持ちになりました。次は勝利の気分も味わえるようにまた練習を頑張ろう!
最後は、ルークスさんと合同で打撃練習、そのあとみんなでベースランニングリレー、最後にお互いのチームの良かったところを出し合い、再戦までお互いに頑張ろうと声をかけて終了。私たちにとって実りの多い一日となりました。ルークスさんの子供達にも同じように感じてもらえたら嬉しいですね。
今日もたくさんの保護者の皆様が応援に駆けつけてくれました。私たち指導者も自分の子供の試合ではないのに、まるで自分の子供達が試合に出るような気持ちでしたが、自分のお子さんならなおさら楽しみにしていただいたと思いますし、子供達の活躍を楽しんでいただけたと思います。今は試合の運営も指導者陣が中心となっていますが、試合中はたくさんの親御さんからの大きな声援が聞こえていて、子供達の力になっている場面がたくさん見られました。こうやってどんどんチームに理解や協力してくれる親御さんが前に出てこれるようになって、試合の運営も任せられるようになればよりチームとして充実した活動ができると思っています。当番のないチームは、それぞれができる協力の積み重ねがチームの力になります。チームとしての将来もすごく楽しみにできる試合となりました。
次の試合も来月2回予定されています。学年を問わず子供達一人一人の成長を促し、それを見守り続けることに喜びを感じられるよう、子供達とともに頑張っていきたいですね。
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