今日も10度を超えない気温の中での練習となりました。オミクロン株のコロナウイルスは子供達にもまん延しており、細心の注意を払いながら練習を継続しています。チームの親御さんは、毎朝体調や体温を確認し不安がある場合、もしくは周辺で感染者がいる場合などもチームをおもんばかって自主的にお休みを決断してくださっています。こんな時期ですので外で野球をおもいっきりやりたいはずなのですが、親御さんも子供達も無理せず互いを気遣うチームの雰囲気は素敵だなって思います。安全が確認できたらその分次に出てきたときはたくさん練習しよう!
今日は午前中4時間、休憩をはさんで午後は2時間程度の自主練習のスケジュールでした。前半の4時間のうち2時間はみっちり体力トレーニングを行います。最近NEXUSでは、体力をつけるだけでなく、頭と体の動きを結び付けるトレーニングを積極的に取り入れています。例えば「黄色」と言ったら右に、「赤」と言ったら左に動くというように、頭で考えたことを体に伝達させるそんな感覚は、野球に限らず運動をする上で大切なものと考えています。磨くのは小さい今のうち、こういうことを早くから経験させることが子供達の将来の運動機能に適切に寄与すると期待しています。
走ったり飛んだり跳ねたり転んだり散々運動した仕上げは、体力とチームワークの限界に挑戦するいもむしトレーニングです。5,6人でしゃがんで隊列を組み、全員でしゃがみながら掛け声をかけて進みつつ、5歩目、6歩目は右足と左足を伸ばすというちょっと過酷なトレーニングです。大体5mが限界でしょうか?これを全員で5mやり切れたらおしまいという内容で全員で掛け声をかけながら進みます。大体3mくらいまでは行けますが、ゴール手前で挫折して数人が隊列から離れたり転んだりしてしまいます。そうなったらやり直しです・・3回目位には普段弱音を吐かない子供達から「キツイ!」「苦しい!」という声が聞こえてきます。監督が「じゃあ最後にしよう」というと子供達の負けず嫌いの心に火が付き、絶対にクリアしてみるという強い意志の感じる雰囲気に変わります。最後は必死にみんなで声をかけながらなんとか5mクリア!。苦しいことにみんなでチャレンジして達成する、素晴らしいですね。私たちは子供達に無理や強制は強いませんが、でも厳しいことにチャレンジさせることはゼロではありません。試合をしていくうえで、勝利をつかむためには、一定の精神力や集中力は必要です。やさしく、激しく、楽しく、こうやって笑ってトレーニングができるといいですね。
そこまでトレーニングしてからは、子供達が大好きなバッティング練習です。2時間ほどT打撃や下投げ、最後は上投げのボールをたっぷり打ち込みました。入部して1年以上の子供達が増えてきたせいか、基礎トレーニングの成果も出て、ドンドン、打球が力強くなっています。子供達もいい当たりに目がキラキラしています。春にはどんな成果が見られるのか楽しみですね。
さらに、昼食後の自主練習は、全員で牽制練習や盗塁練習、最後に試合形式をして、あっという間に1日の練習は終了。今日も充実の1日でしたね。子供達からも試合を待ち望む声が聞こえていました。春までもう少し、今は力を蓄えるタイミング。一緒にトレーニング頑張りましょう!
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