息が上がるほどバットを振ろう!

 今日は8時から11時という短い時間での練習でした。真冬の早朝、気温も氷点下と、子供達も開始時間ギリギリにぞろぞろと寒そうな顔つきで集まってきました。NEXUSは子供達や家庭のリズムも大事にしてほしいと考えています。定刻にきちっと集まって練習を始めることが望ましいことではありますが、遅れる理由もそれぞれにあるはず、、、遅れて叱られるとか練習から外されるなんてことはありません。そんなことで休んでしまうより少しでも練習に参加しようという気持ちを持ち続けてもらうことが重要です。もちろんケガをしないように少しみんなから外れて準備体操をしてもらいますが、途中からでも入って一緒に楽しんでもらえる、そんなチームの雰囲気を大事にしています。


 練習時間が短い時には短いなりの練習方法があります。子供達の疲労度を3時間でMAXにすれば良いわけで、今日の練習はいつもより息が上がるメニューが多く設定されました。まずはいつも通りの準備体操にボールトレーニング、ミニハードル、ポール、コーンを使った基礎体力メニューに鬼ごっこ的な協議要素を加えていつも以上に子供達の呼吸が上がる内容で1時間ほどのトレーニングをこなします。


 その後は守備と打撃の2組に分かれて技術練習。守備練習ではゴロやフライなど様々な場面を想定して走り回りながら捕球の練習を重ねます。監督の掛け声に子供達も息を枯らして走り回っていました。打撃の方では、まずコーチから子供達にバッティングっていろんな打ち方があるよね?と問いかけがありました。どうやったら打てるかコーチによっても考え方が違います、子供達にも打ち方は一つではないし、言われたとおりに打つのではなく、それは一つの参考材料として、自分にとってどうやったら当たるのか、飛ぶのか自分の頭できちんと考えてバッティングをしてほしいのです。あくまでコーチは手助けするだけ、打つのは打席に立つ子供自身、子供の自立を求め続けていきたいですね。その後はTバッティングや下投げボールで子供達が思い思いにバッティング練習をします。あるコーチが見守るTバッティング練習では、大きく強く力強く振るスイングをテーマに、次々とボールがセッティングされ、軸をぶらさずに下半身を使って連続して振り切る練習をしました。コーチからの「まだ大きく振れる!」「もっと強く振れる!」「まだ疲れるのは早い!」と優しい「檄」に子供達も白い息や声を出しながらバットを振り切ってくれました。(もちろんお互いにニコニコしながらです)チーム練習は短いのですから、もっと練習したい子供には「毎日5分でいいから10スイングこうやって力いっぱいスイングしよう」というテーマを与えてみました、少しずつの継続を子供達には大事にしてほしいです。

 

 冬場の練習は基礎練習が中心で、試合形式は少なく面白くないと思われがちですが、冬だからできる技術練習もあります。試合が無いからこそ、結果に左右されず、バッティングや守備を1ランクアップを目指す絶好のタイミングなのです。子供それぞれがそれぞれのレベルにおいて1ランクもしくはそれ以上の実力アップを目指して、意欲的に取り組んでもらいたい、チームはそのきっかけを与えたい、そんな気持ちで楽しく元気よく練習に取り組んでいます。


 これから春に向けて、野球チームへの加入をお考えの皆様もいらっしゃると思います。NEXUSは現在新2年、新1年生の募集を行っています。小さなお子様でも十分に楽しんでもらえ、また基礎体力の向上にもつながるトレーニングをたくさん取り入れています。気になる方はぜひ一度体験にいらしてください。



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