これって練習??がトレーニングなんです

 ここ数回は天候不良であいにく練習の中止が続きましたが、やっと晴れて練習ができるようになりました。ちょっとした変化ですが、これまで朝、こちらから挨拶することが多かった子供達が、自発的に「おはようございます!」と言って練習にやってくるようになりました。自然とできるようになってきたことだけでも大きな成長で寒さも吹き飛ぶそんな気持ちになりました。


 今日はいつもと違うことがありました。夏場以降1年生以外は定員に達していたため体験参加の希望がありませんでしたが、久しぶりに欠員のために再募集をしていた2年生の子供が体験参加してくれました。久しぶりの体験参加の子供とはいえ、仲間を大事にするNEXUSメンバー、自己紹介の時から明るい雰囲気で出迎えます。早速ボールトレーニングやリーチマイケルと呼ばれるトレーニングなどに入ってもらいますが、途中でコーチの元に来てこそっと「・・・でいつから練習始まるの?」と聞きます。コーチは「いや、今やっていることは練習だよ」と答えるとしばし無言・・・(笑)。実は少し野球チームの経験のある子供なので、遊んでいるのか練習しているのかわからない状況に、今やっていることは、練習ではないと勘違いしたようです。ある意味私たち指導者への最高の誉め言葉です。NEXUSの練習は、子供達に練習と思わせないで練習ができてしまうことを意識していて、準備体操、キャッチボール、とやっていくことだけが練習ではないと考えています。そんな、まだ状況がつかみ切れていない体験のお子さんでしたが、すぐに周りの雰囲気に徐々に馴染んで自然と輪に加わって気づいたらニコニコしながら練習に取り組んでくれました。


 トレーニングのあとはいよいよ実戦練習ですが、冬のNEXUSの練習ではキャッチボールをせず、低学年、中高学年に分かれてバッティング練習です。当然守備につく子供は送球しますので、そんなことをして子供の肩肘は大丈夫なの?と聞かれそうですが、この時期に投げるボールは肩肘に負荷のかからないテニスボールだけです。それも守備で送球する程度(その程度ならば事前の肩肘のストレッチで十分対応できます)ですのでキャッチボールに時間をかけずに子供達が大好きな打撃に時間をかけて、じっくり振込んでもらいます。徐々にスイングも鋭くなってボールを力強くミートできるようになってきた子供達、コーチからは安定して力を出せるためのコツ(個々によって違います)を意識させながら気持ちよくボールを飛ばしてもらいました。

 

 最後に子供達の方から「守備練習もしたいよね」という声があがり、守備やフォーメーション、試合形式などをして練習終了。ここもいずれもテニスボールを使った練習です。春の試合を意識したら当然軟球を使った方が立ち上がりが早いですが、短時間に怪我無く野球をさせるには、テニスボールを中心とした練習が最適と私たちは考えています。春までもう少し、温かくなったら思いっきり軟球を投げて打ってもらいましょう。実は冬の間に君たちの力は去年とは見違えるほど上手く強くなっているはずです。

 体験の子供もすっかりチームの雰囲気に慣れて、「楽しかったよ!」と言って帰っていきました。ぜひ次も一緒に野球を楽しもう!NEXUSは野球を楽しみたい子供達、楽しませたい保護者の皆様に応える取り組みを継続して追求しています。現在1年生と年長のお子さんを募集中です。ご興味ある方はぜひ一度体験にいらしてください。




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