それぞれの春、共に前に進もう!

 昨年より一か月遅い春一番が吹いたようですが、朝はまだ風も弱く柔らかい日差しの中、いつも通り楽しそうに子供たちが集まってきました。そんな中、お母さんのそばに不安気な表情の子供が2人、、、本日も1年生2名がNEXUSに遊びに来てくれました。


 「お世話係やりたい人」の声に、元気よく手を上げてくれたのは同じ1年生2人。これまでやったことのないことでも、同級生と思った瞬間手が挙げられてしまうんですね。その積極性素晴らしいです、1年前に同じように不安げに入ってきた子供の成長を感じます。最初は世話する方もされる方も4人で戸惑いを隠せない雰囲気でしたが、次々に進んでいくトレーニングの中で少しずつ緊張もほぐれそれぞれ笑顔も見えてきました。ゲームの話など野球以外の話題でも盛り上がっていたようです。こうやって仲間の輪を広げていけると良いなぁと感じます。


 基礎トレーニングが終わった頃にはすでに1時間半が過ぎており、元気いっぱいだった子供達の顔にも疲労の色がみえていました。それでも学年関係なしにみんなで同じトレーニングをしている姿は楽しそうで微笑ましい光景です。(もちろんそんなことは子供達には言えません)


 その後、いつも通り1、2年生と3年生以上に分かれてボールを使っての練習が始まりました。低学年のバッティング練習中、ある子供にどこまで飛ばすのが目標と聞いてみると、あの辺と指を差した方向は、隣で練習している別のチームのグランドの先にある柵でした。以前他の子供からは宇宙まで飛ばすことと聞いたこともあります。子供達にはどこまでも遠くに飛ばすという大きな夢があります。ぜひフルスイングでその夢を叶えてもらいたいものです。もちろん今日一日ではその柵までは届かなかったので、今年一年で届くように練習を頑張ろうと約束をしました。成長が楽しみです。


 3年生以上は実戦形式で練習をしており、課題だった中継プレーも以前より早く内野にボールを返すことができるようになってきていました。外野に飛んだヒットに対し、声を掛け合いながら3塁でアウトにした際は、みんなで喜び、褒めあっている姿は見ているこちらも嬉しくなる光景でした。状況判断を瞬間で行い、次の行動をすることはとても難しいことだと思います。練習を重ねながら、みんなで協力をし、一つずつできることを増やしていってもらいたいですね。そしてその裏でもう一つ、サポートしてくださるパパの存在も大きいです。今日ついに新たにベールを脱いだお父さんコーチがマウンドに登場してくれました。子供達に投げるボールは抑えたスピードでも伸びがあり、子供でも質の違いがわかるようでした。隣で見ていた子供がプロに行けそうだと唸っていたところ、ある子の木製バットがへし折られるなんてことも(笑)。。。そんなパパからドンドン遠くへかっ飛ばしてもらえるよう頑張ろうね。いつも、たくさんのパパママのサポートに感謝しております。あっ、大人も自分の肩肘ケアを忘れずにお願いします。


 帰りに体験に来てくれた二人と話をしました。まだまだ言葉は少なかったですが、練習を頑張った充実した良い顔を見ることができました。次回も来てくれるという嬉しい言葉もいただきました。お待ちしております。

もうすぐ新学期を迎えるにあたり、習い事をどうしようと思っているご家庭は多いと思います。野球を始める際どこのチームに入るのか最初に必ず悩むことだと思います。もちろん我が家も例外ではありませんでした。子供が楽しめる所、親の負担が少ない所、家から近い所等、各家庭それぞれ想いはあると思います。もしNEXUSに少しでも興味を持っていただいている方は人数制限もございますので、お早めのご連絡をお待ちしております。

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(編集後記)

実はこの記事は、あるお母さんが初挑戦で書いてくれたものです、初登板のコーチもいましたし、子供に限らず、チームの様々な部分で成長と挑戦の春は動き出しています。親も子も前と上だけを向いて頑張っていきたいですね。

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