2022年5月5日
今日はこどもの日。梅雨入り前のこの時期は晴れると昼間は日差しは強いものの、湿度は低くてとても過ごしやすく、個人的には大好きな時期です。
「ハワイの乾季はこんな感じなのかな?」と想像したりしてます(行ったこと無いので)。
今日も朝から良く晴れて、練習には午前の4年生以下、午後の5年生以上、合わせて24名の子どもたちが参加。
午前中の練習では、一年生の体験者が一名、参加してくれました。
体験と言ってもお兄ちゃんが既に入団しているため、Nexus恒例の自己紹介インタビューでは、やんちゃな一年生は、顔馴染みのメンバーたちにいじられたりもしましたが、しっかりと受け答えでき、その後の練習にも張り切って参加しました。
お世話係になった二年生の子も、Nexusの先輩としてしっかりとサポートする姿がカッコよかったです。
さて、練習のほうですが、4年生は今週末公式戦が控えており、そのため、基礎的なメニューに加え、実戦を意識したメニューが盛り込まれました。
前進守備では内野はどこまで前進しないとホームでアウトが取れないか、自分たちで経験してみないと実感として分からないもので、「これじゃ間に合わない…」を繰り返し、徐々に前進守備の位置が自分の中で決まっていきます。
週末の試合では、おそらくこの場面はやってくると思われます。その時に今日の練習の成果を出せるか…とても楽しみです。
ところで、今日は午前、午後でメンバーを分けたこともあり、その前進守備、バックホームの練習では子供たちのランナー役が不足気味になったのですが、今日のスポーツ日和のせいでしょうか、それに気づいたパパ、ママ(!)が自ら次々とランナー役で参加してくれました!
急に走って大丈夫か、少々心配でしたが、さすが野球少年の親御さん達です。怪我なく無事に完走しました(失礼)。
子供たちに練習を楽しんでもらうのはもちろんですが、親御さんたちもこうやって楽しんで参加してもらえるととても嬉しいです。
子供たちにとっても、きっと良い思い出になると思います。
午後からは5、6年生の練習。
このブログのタイトル通り、5、6年生はここしばらく試合が続いていました。
そのため、練習前のミーティングでは、最近の試合での重要な場面を振り返り、「なぜそういうプレーになったのか」「次はどうすると良いか」を皆で話し合いました。
野球はアウトカウント、ランナーの位置、イニング、点差…その他、色々な要素でプレーの選択が変わってきます。
「リスクは高いがベストなプレー」を選択するのか、「安全でベターなプレー」を選択するのか、正解は一つでは無いし、それを試合中に子供たち自身が瞬時に判断する必要があります。
そのため、振り返りでは監督、コーチが簡単に答えを教えるのではなく、皆で意見を出し合った後、チーム全体で「こうしよう」を決めていきます。
公式の対外試合の中で起こったプレーは、子どもたちの中にも強烈な印象で残っているようで、少々驚くくらい、それらのシーンを細かいところまで鮮明に覚えており、活発に意見が交わされました。
その中の一つが挟殺プレーですが、大人でもいつも上手くいくとは限らない、レベルの高いプレーです。
話し合ったことを実際に再現してみる練習では、子どもたちは混乱気味の頭の中をひとつひとつ整理しながら一生懸命覚えている様子でした。
ここでも挟まれるランナー役ではお父さんたちが大活躍。
「ボール持って追いかける時は怖い顔して追いかけると、ランナーも焦るんだよ。おじさんが昔やってた頃はね、そうやってたよ」と、あるお父さん。
確かに、筆者も少年野球チームではそういう指導を受けたなぁと懐かしくなりました。
はたして、子供たちがこのアドバイスを聞いて(信じて)実戦で試すのか。
「やってみたけど、効果無かったよ~」となるかもしれませんが、どうなるのか楽しみにしたいと思います。
今日は練習のみの一日でしたが、今週末から再び試合が続いていきます。
子どもたちには、「試合は試し合いの場」ということを忘れずに、失敗を恐れず、チャレンジして欲しいと思います。
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