2022年5月29日
梅雨入り前のこの時期は、スポーツ日和の日も多く、昨日は運動会が開催された小学校も多かったようです。
今日も昨日に引き続き30度を超える快晴、猛暑の中、新横浜第二運動場にて、四・三年生チームのさわやか杯の試合が行われました。
通常、この大会は四年生中心のメンバー構成で、そこに三年生が数名加わるという形で勧められてきましたが、今日は主力選手がケガや昨日の運動会の疲労等で欠席したため、三年生も総動員となりました。
特に、これまで攻守にわたって活躍してきた子が練習中の残念なケガで欠場したのはチームとしては大きな痛手でしたが、残ったメンバーはその子の分まで頑張ろう!と士気を高めて試合に臨むことになりました。
そういった、いつもと違った事情があったため、三年生の中には初スタメン、ピッチャー初登板といったデビューを飾った子が数名おり、試合前にその事を伝えると、一瞬ビックリした様子も見られ、嬉しさと戸惑いとが相半ばといった様子でしたが、すぐに「OK、任せて」という表情に切り替わっていました。頼もしいですね。
今日は試合前に十分な練習時間とスペースを頂けたこともあり、試合を行うグラウンドで多くのノック練習を行いましたが、特にスタメンデビューを飾る三年生メンバーはやる気満々。その練習の中でも上達が見られた気がします。
立場と責任が人を育てる、ということでしょうか。。
さて、試合のほうですが、今日の対戦相手である茅ヶ崎ドリームズさんの先攻で試合開始。
今日のチームはメンバー構成が変わった影響で、初めてのポジションを担当する子も多く、若干緊張気味。
練習中は「俺が、俺が」と積極的にボールを捕りに行くのに今日はお見合いになったり、投球練習では普通に入っていたストライクが入らなかったり、中々上手くいきません。
初回から打者一巡で7点を先行されました。
さすがに意気消沈気味でしたが、引き揚げてくるメンバーをケガのため試合に出たくても出られないけど、応援だけでもと駆けつけてくれた子がベンチで迎えると、下を向いていた子供たちの顔が少し上を向きました。
一回裏に二点を返すと、二回裏にはホームランを含む六得点。
ベンチは親御さんも一緒に大盛り上がり、一時は11点あった点差を5点差まで詰めました。
しかし、試合はその後も大量失点を許してしまい、終わってみれば20対9で敗戦。
負けたことはもちろん悔しいですが、子どもたちに悲壮感はありません。
三年生の中には初スタメンで強い内野ゴロを上手くキャッチできたり、ピッチャー初登板で三振を取ったり、盗塁してホームに帰ってきたり、代打で初ヒットを打ったりと期待以上の活躍を見せてくれた子どもたちが多く、大きな収穫が得られたと思っています。
試合後のミーティングでは、子供たち同士で誰々のあのプレーが良かった、を言い合い、MVPのヒーローインタビューを行いました。
知らない人が見たら勝ったチームのミーティングに見えるかもしれません(笑)。
また、今日のミーティングでは監督から子供たちにGBN(自分)ノートの説明がありました。
Good = 良かったこと(続けましょう)
Bad = 悪かったこと、上手くいかなかったこと(次は上手くいくように頑張ろう)
Next = 次回、やってみたいこと(チャレンジ)
を自分なりに書いてみよう、というものです。
チームとしては特にGBNノートを強制しているわけではないないですが、上級生でもGBNノートを書けている子と書けていない子では、自身の課題認識に大きな差が出ています。
成長のためには自分自身を客観的に見ることが大事ということですね(大人でも同じですね)。
子供たちには良いところを伸ばしつつ、課題をひとつひとつクリアしながら初勝利を掴んで欲しいと思います。
最後に、今日も多くの親御さんが観戦してくれました。
勝利は掴めませんでしたが、温かい目で見守ってくれていることで、子どもたちも安心してノビノビとプレーが出来ていると思います。
子どもたちの成長を一緒に楽しんでいきましょう。
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