7月9日(土)はあじさいリーグ第6戦。全10試合の半分以上を消化しました。教育的扱いのリーグとはいえ、毎回NEXUSにとっては強豪と言えるチームばかりと当たるわけですが、今日の日吉レッドファイターズさんもこれまで同様の強豪チームさんでした。レッドファイターズさん遠路お越しいただきありがとうございました。
初回は上位陣がつないで、クリーンアップがランナーを返すという理想的な形で先制しますが、その後の守備では、トンネルに継ぐトンネルで失点を重ねてしまいました。今の指導では「体に当ててボールを止める」ということは、特に成長過程の子供には指導しにくいのですが、やはり点数をやらないコツは、後ろに逸らさないこと。様々な形で子供達にそこの意識づけや技術的なポイントの指導をを行っていますが、やはり普段ボールが捕るのが上手くない子供は、試合でもボールをよけてしまい後ろに逸らしてしまいます。ボールを後ろに逸らさないことが試合においてどういったポイントになるか(ヒットが長打に変わってしまう)という重要性をまだしっかり認識していないことが課題です。NEXUSは定員制で主となる学年は基本全員試合に出ることができます。競争という意識は少なく、自発的な向上心は子供次第というチームです。ただ、この突きつけられた現実を子供がどう捉えるか、子供同士でどう高めあえるかが大事で、私たち指導者は改善を促したとしても、子供達に高圧的な強制はしません。失敗の繰り返しと悔しさから子供が何を感じ、何を克服しようとするか、そこは試合の結果から何かを学んでほしいのです・・・
その後は好守などもあり、後半だけの結果を見れば一進一退。もちろん相手チームさんが選手をドンドン後退させてきたことも理由の一つではありますが・・・序盤のミスを最小に抑えられればもう少し見せ場のあるゲームができたかもしれません・・・
今日のレッドファイターズさんは好守に隙の無いチームでした。ミスを最小限にする基本に忠実なプレー、子供同士が意味のある声を掛け合って試合にのぞむ集中力、相手投手に合わせてきちんと打撃スタイルを変えてくる工夫。やはり同じ年代同士が戦っているわけですから、相手を見て学ぶことも大事なわけで、5年生、6年生という段階においては、そういうところから子供達にも勝った負けただけでなく自分達の実になる何かをつかみ取ってほしいというのが私たち指導者の願いでもありますが、、、
少し前向きな裏話を・・・前回普段通りのプレーができなかった、とある子供は今日は少しキレのある動きや積極的な声掛けをしていました。今日はよかったんじゃない?と聞くと、「前回より野球を楽しむことを目標にしたんだ」と、楽しむ姿勢が集中力に変わることこそ、私たちが子供に求める理想なんだと思います。子供が自分自身を振り返り、次の目標を立てて実行する、その繰り返しはこれからも子供達に繰り返し求めていきたいと思います。
あじさいカップは3勝3敗。前半が上手く行き過ぎた部分もありますが負けが混んで少し落ち込み気味な雰囲気があります。技術的な部分で、もう少し立て直しをしながら、なんとか勝ち越せるように頑張っていけるように頑張ろうね。保護者の皆様の「コーチ、早くおいしいビールが飲めると良いですね(笑)」という言葉を糧に、「やけ酒」でなく、「美酒」がいただける日を楽しみにしています。
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