まだ原石です!

 今日はPCGとしてSluggersさんにお招きいただき試合をさせていただきました。今日は4年生以下のBクラスに6年生1名の加入を認めていただき1試合、もう一試合はCクラスとして3,2年生で試合に臨みました。


 1試合目のBクラス。中々普段マウンドに立たせることができない成長過程の投手を先発、2番手に据えて試合に臨みましたが、普段マウンドに立つことを希望して一生懸命練習している成果が目に見える形で現れます。三振をとったり、しっかり打ち取ったり、コーチの想像以上のパフォーマンスを示してくれました。投げることは合格、後は、9人目の守備がきちんとできるようにピッチャーとしての技術を身に着けていこう。打線は相手投手の速球に中々手が出ません・・・それでも上級生試合でも出場経験のある子が見事に速球を捉えて外野に運んでくれます。実は足のケガで1カ月近くのブランクがあり、試合に来ても見るだけの日々が続いていました・・・きっと陰でできる練習を積み重ねてきたのでしょう。日ごろの努力の積み重ねが目に見える形で生まれてとても嬉しい気持ちになりました。


 相手チームのシュアなバッティングに先行されながらも投手陣が踏ん張り、最後はこの学年のエースと呼べるピッチャーがしっかり締めて迎えた最終回の裏の攻撃、コーチの「アウトにならなければ逆転できる!」の声が子供達にどこまで響いたのか・・・きちんとつなぎの野球に徹し、見事に逆転勝ちを収めてくれました。最近負けの多かったこの世代。粘った勝利の経験は大変貴重だと思います。この後の試合に活かせると良いね。

 2試合目のCクラス。実はNEXUSはこれまで基本的にCクラスの対象となる3年生以下の子供は、ある程度技術がある子はBクラス、経験の少ない子はDクラスに入れる形を取ってきました。ただ最近NEXUSには1年、2年から入る子供が多く、1年以上の経験を積んでいることも多いので、少し背伸びしてCクラスにもチャレンジすることにしました。ケガへのケアは必要ですが、伸びる芽を押さえつけることはなく、まずはやってみようという意図です。打つ、投げる、捕る以外ルールもフォーメーションもわからない子供達ですが、コーチからまずは、野球をやってみよう!約束は絶対にバットを振ること。振らなければ打てない!経験の少ない君たちは、勝ち負けは2の次だよ!これから学んでいこうと声をかけ、みんな目をギラギラさせながら試合に臨んでくれました。


 いきなりのピッチャー指名に目を白黒させる子、相手投手の速球にバットを出そうと思っても腰の引けてしまう子、ボールが飛んできてグローブを出した時にはボールははるか後ろに抜けてしまってグローブを見つめる子、緊張と失敗をまずは経験しよう。それでも全員打席ではしっかりバットを振り切ってくれました。君たちはダイヤの原石。まだ磨く前にお店に並んだようなもの・・・価値はこれから磨いて作り出すのです。今日の緊張、悔しさ、そして楽しさをこれからの野球人生の一歩目としてぜひ覚えていてほしいなと思います。


 試合後にはSluggersの子供達と2試合の反省会。お互いの明るい声、NEXUSの子供達がSluggersのみんなって凄いなっていう目、これぞPCGだと思います。お互いを尊敬し、次は相手に追いついて追い越していこうと目標を持つこと、PCGの神髄なのではないでしょうか?これから頑張ってぜひ次はもっと良いプレーをみせようね。Sluggersさんグランドの手配からお手合わせまでどうもありがとうございました。







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