台風が迫る中、午後からの雨予報もあり、午前と午後で学年別予定の練習を変更し、全員で午前中に練習となりました。昔は広く感じた荏子田公園も30人を超える子供達とお手伝いの大人の方々でほぼグランドが全体に人が散らばるような環境になりました。5人で活動していた時が懐かしく感じます。NEXUSは10月で創部3年を経て4年目に入ります。子供、環境、設備、3年を経て一つの形ができつつありますが、現状に満足せずに子供達と楽しく野球がうまくなる環境づくりを継続していきたいと思います。
今日は準備体操、ボールトレーニング、キャッチボールとアップを済ませ、3年生以上と2年生以下に分かれて練習を行いました。3年生は軟球の試合が増えてきて練習も軟球を使用しています。5,6年生と同じ環境でやってもらうのは、ボールのスピード感が異なって怖い部分もあるのですが、少し早く実際の小学生の野球のスピードに慣れてもらい、高学年でボールを怖がる時間を短くさせたいと考えて最近始めた取り組みです。そもそも1年生から入っている子供が多く、大分野球に慣れていることも新しい取り組みに入りやすい理由の一つです。
はじめにコーチから1つお話をします。最近のNEXUSの試合での課題はどの学年でも、周りへの声掛けが不十分で良いプレーができないことがあり、試合後の振り返りでは次は声をかけようと言って終わるのですが、中々それが実戦に移せません。コーチも振り返ってみると、そもそも子供達は声の出し方を知らないんですね。NEXUSは練習や試合中に声を出し続けるとか、声が出ない子は練習に参加させないとか、そういうチームではありませんので、そもそもどうやって声を出して良いか知らないんですね。低学年の子供達は遊びの延長でキャーキャー声で騒ぐことができますが、思春期に入っていく中高学年の子供達はだんだん大きい声がだせなくなっていくようです。そこで声変わり時期に最適な、腹の底から太い声を出す出し方を少しだけ伝授・・・大きく息を吸って、おなかの底から低ーい声を出してみてと。。。声は「おい」で「やあ」でも何でも良いよと。みんなで少しずつ声を出してみるとみんな「よし」とか「おー」とか声が出てきました。その成果(声果)なのか、今日は練習中も随所に太い声が聞こえてきました。練習で声の出し方を覚えて試合でも自然と出せると良いですね。
練習は守備、打撃、試合形式と前回も書いたようにできるだけ休む子供が少なく、飽きないで次から次へと練習ができるようなメニューを低学年も高学年も取り入れてあっという間に4時間弱の練習をこなしてくれました。たくさんのお父さんにも助けていただきました。いつもそれぞれができる範囲でたくさんのお父さんに手伝っていただける。この環境も今のNEXUSの充実度を上げていける大きな要素だと思います。
最後に一つごめんなさいを・・・昨日の時点で今日の午後は大雨予報でしたが、実際は夕方まで雨は降らず・・グランドは確保できていたので、午後雨が降らなかったら自主練習もできたのですが、周知が漏れてしまいました。グランドも確保していただいたのに申し訳なかったですが、その分密度の濃い時間を過ごすことはできたと思います。明後日の試合も台風で微妙ですが、練習でも結果の出ている子供達にその成果と声果を発揮できる場ができると良いなと思って、天候予想が変わることを願っています。
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