今日は2,3年生は試合、1年生と4~6年生は練習ということで別の場所で2つの活動となりました。
まず2,3年生の試合。先月中止になったこともあり、MMCブルーウインズさんにお招きいただき試合をさせていただきました。チームとしてはとても交流のあるチーム。毎回楽しく試合をさせていただいています、いつもお相手くださりどうもありがとうございます。NEXUSでは特に小さい子供達の試合では何かしらテーマを持って試合に臨みます。今日は、「気持ちに余裕を持ってプレーしよう」というテーマを設定しました。・・・というのも、試合を始めたばかりの低学年の子供達は、あまりに結果を気にし過ぎてプレーするあまり、いつもの力が出せなかったり、身体が縮こまってしまって思い切ったプレーが出来ず、実力が発揮できないことが多いのです。せっかくの試合、子供達にも楽しんでもらわないともったいないという想いからこのようなテーマで試合に臨みました。さらにこのテーマには自分だけのことだけではなくチームメイトや相手のプレーを称えられる優しい選手になってほしいという願いもあります。実際の試合では、初ヒットあり、初登板あり、ライトゴロの補殺ありと見所満載でこの学年らしく初々しいプレーの連発で、最後まで楽しく試合をすることが出来ました。試合を重ねていけばもっといろいろなことが起き、自信を積み重ねていくことができるはず、小さな成功、勇気ある小さな一歩を踏み出すことを積み重ねがらスケールの大きな野球選手を目指していこう!
続いて、練習の方ですが、今日は1年生と4~6年生という珍しい組み合わせの練習でした。NEXUSは40名近い子供達が所属しており、練習も別メニューが多い中でどんな子供同士も仲良く練習してくれますが、上級生も1年生の名前までは自信が無いと言った表情・・・特に最近は行った子供には・・・ということなので、せっかくなのでまた自己紹介をしてもらって練習スタートです。いつもは全員でランニング体操からという形ですが、1年生にもしっかり肩体操の意味を理解してもらえるよう、改めてコーチが説明しながら準備体操を始めます。ちょっとコーチが順序を間違えると、結構な突っ込みが入って、意外と適当にやっているように見える上級生もいつもきちんと考えながらやっているのだなぁと感心しました。1年生にはまだ肩肘に負荷のかかるような練習はさせませんが、今からこの体操に慣れて毎日当たり前にできるように早くなってほしいですね。その後は体操、投球のための股関節ストレッチトレーニング、ベースランニングリレーというアップメニューをこなしてくれました。子供達は「競争」という言葉に異常に燃えるわけなのですが、今日はベースランニングリレーをしたところ1年生も100メートル近い距離を腕を振って走り抜けてくれました。ホームランを目指すNEXUS、大きい当たりを打っても1週走り切る走力が無いとホームランになりません。打撃も大事ですが、走力もしっかり身に着けてほしいです。
その後は1年生と上級生に分かれての練習。基礎練習や打撃練習の後、親子試合をやっていました。思えばこのチームを立ち上げたコーチ陣は1日中自分の子供達と親子対決で試合をやっていたものです・・・子供対大人の試合って子供が凄く盛り上がるんですよね。グランドの上級生よりも大きな子供らしい声を合わせた応援が響き渡っていました。それにしても、練習を積み重ねている1年生の子供達。お父さんたちがげんなりするような、大飛球ばかり打ち込んでいました。6年後にどうなっているんでしょうか?実力向上も去ることながら、今日のようなみんな声を合わせて応援をずっとできるような子供達であってほしいと願っています。
一方の上級生は、2チームに分かれてフォーメーションを意識した試合形式の練習を行いました。試合ではどうしてもコーチが陣形や送球先など声をかけてしまいます。今日はなるべくコーチが声を出さずに、子供達に考えさせる時間を設けながら試合形式をやってもらいました。フォーメーションは限られたもので設定したのですが、やはり守備の子供達は目の前のプレーに夢中になってしまいます。野球は1アウトと2アウトで同じ打球が飛んだとしても攻撃側も守備側も動きは異なります。アウトカウントを踏まえて自分がどうのように動くのか、全てをコーチに頼るのではなく、コーチに動きを聞いたとしても自分の頭の中で整理し、自分で動けないときちんとしたプレーはできないのです。今の上級生は実力の上下はあっても基本的なプレーはできています、これからは子供が自分で考えて、声を出しあって、動けるか。。。何度も言いますがNEXUSは監督やコーチが子供達を動かして野球をさせることも目的にしたチームではありません。サインもありません。子供達が考えて、思いっきりプレーを楽しむチームである以上、子供達がどう動くべきかを教えたとしてみ、試合で動くのは子供達次第。今後もなるべくコーチは声出しを我慢して子供の成長を促せるようにやっていきたいと思います。今はここがNEXUSの最大の弱点なんだと思います。この後秋から冬にかけてしっかりと身に着けるように練習を重ねていこう。
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