前向きに進むために。。。

 今日は午前中は4年生以下の練習、午後は5年生以上の試合という活動になりました。筆者も監督も午前中は学校行事のため欠席、コーチと保護者の皆様で練習を実施してくれました。NEXUSの活動は、学校があってこその活動だと思います。子供は学業が主体。NEXUSのために学校を休むとか、NEXUSで疲れてしまって翌日の学校に行かないというのは、本末転倒だと思います。休むのは全く問題ないですし、子供も保護者も参加できない場合はできる人だけでやっていくとうのが目指す姿と思います。。。とはいえ、すみません、午前中担当したコーチから練習の様子を聞かなかったので、今日のブログでは午前中の記録は割愛させていただきます。


 午後は、青葉ドリームスさんをお迎えして5年生以上のオープン戦です。ドリームスさんは、近隣で目指す活動形態も似ているところから、良く試合をさせていただいています。今日はお忙しい中、わざわざお越しいただきありがとうございました。


 先日の公式戦で敗戦し6年生の公式戦は終わってしまいましたが、もう少し6年生に活躍の場をという意図もあり、5,6年生でのオープン戦を組んで試合の場を作っています。ただ、公式戦ではないことも影響しているのかわかりませんが、いまいち子供の集中力が見えないことに、私たち指導者が不安を感じているのは以前からのブログの通りです。改めて様子を分析すると、高学年になってきた子供は目が肥えてきたこともあり、子供同士で失敗の原因となった子や事実を責め、子供だけでなくチームとして委縮してしまい、気持ちがバラバラになっている雰囲気になっているのです。声は出ても相手の失敗を注意するような形になってしまえば、元気にも前向きになれないわけです。初めにコーチから「今日の試合は失敗があっても、仲間を責めるのでなく誉めよう」と声をかけます。もう一つ監督から「フォアボールが続くことが多い高学年の試合では、どうしても守備の体が止まってしまう。今日は少しでも体と口を動かして、ボールに備えよう」と助言がありました。ここまで来るとまずは技術より精神論です。私たちも学年が上がるにつれて技術的なポイントを試合のポイントに充てることが多くなっていましたが、立ち戻ってチームとして試合への入り方から立て直しを図ります。

 

 試合前からのこのような声掛けの効果もあったのか、試合は先制点を挙げ、思わぬ守備のミスに見舞われつつも投手もしっかり投げて僅差のリードを守ってゲームを進めます。終盤には追加点が入り、勝利が見えてきたところで、残念ながらをやはり少し気が緩んでしまいました。(集中力の無くなった子供達は、試合中でも試合以外の会話が増えるのである意味一目瞭然です)。コーチの予感は的中、最後にマウンドに立った子供の投球も周りの守備も全体的に中途半端になってしまい、塁に出たランナーを続々とホームに返してしまいます。最後は必死の継投と好守備でなんとか引き分けに・・・今年最終戦はなんとか勝利でという想いもかなわず、後味の悪いゲームとなってしまいました。


 とはいえ、試合に集中して入り、みんなで支えあって勝利を目指す姿勢は見ることができ、それが結果として途中までは保てたわけです。そもそも7イニングの試合には慣れていない子供達。これを続けていきながら、勝ちにつながるまで集中力を切らさないためのチーム力を高めていければと前向きに子供達と進んでいこう。

 

 コーチはコーチとして試合を振り返り、チームとして進むべき道を考えますが、子供は子供で自分の成功と失敗を振り返り、成果を実感し、失敗を反省してより成長してほしいと思います。子供には子供のステージがあります。今は少し苦しい時期にありますが、これを乗り越えて一層の成長を期待したいと思います。

 実は、何人かの保護者の皆様と今後のチーム活動について意見交換する機会があったのですが、それぞれの親御さんがNEXUSに加入してからの子供の成長をとても喜んでくださっているコメントを受け、大変勇気づけられました。子供達と共に子供達中心のチーム作りは1期生2期生の最終段階に入ります。大人の階段を上り始める子供達に最適な寄り添い方を見つめ、小学生の最終ステージを良い思い出の場にできるよう、このチームに関わる全ての人とともに前向きに歩んでいきたいですね。

0コメント

  • 1000 / 1000