今日はNEXUSにとっては、今年初めての対外試合となりました。お相手は、NEXUSのチーム結成にあたりいろいろとご相談させていただき、モデルとさせていただいた横浜金沢・Ｖ・ルークスさんです。グランドの準備から2試合のお相手どうもありがとうございました。
午前中にしっかり2試合ができるように朝早い集合でしたが、試合を前に興奮気味の子供もいれば、まだ眠そうな顔でぼんやりとした子もいて、相変わらずNEXUSらしいというかのんびりした雰囲気でウォームアップに入ります。この「のんびり」という部分、リラックスとも捉えられますが、なかなかスタートの時点で子供達が「よし！やるぞ！」というピリッとしたスイッチを入れられず、試合開始時点に向かってテンションが追い付かないことがNEXUSの子供達の一つの課題となっています。試合開始からその不安が的中する流れとなってしまいました・・・
初回の攻撃では、1番が出塁するも牽制の暴投に誘い出される形で2塁でアウト、2番がフォアボールで出るも、3番が強めの内野ゴロを打ってダブルプレーと相手に勢いを与えるプレーに始まり、その裏の守備では１番注意しなければいけない（それなりにコーチはルークスさんの陣容を知っています）1番打者に投じた真ん中のストレートをがっちり捉えられてしまいます。外野の選手もいきなりボールが飛んでくると思っていないかのようで、脇をすり抜けてライト後方へ・・あっという間に失点からのスタート、、、さらに気を取り直して打ち取ったショートゴロは少し右にそれて捕ればアウトというタイミングでしたが、1塁手もさらっと後ろに逸らしてしまいました。浮足立っているタイミングを突かれるとはまさにこのことですね。あっという間に3点のビハインドという苦しい展開でのスタートとなってしまいました。その後は自分を取り戻して必死にプレーを続けた子供達、練習で試したサインプレーで牽制アウトにしたり、必死に冬場に振り込んだ成果で快音を響かせたり、随所に良いプレーも見えました。とはいえ全体としてはルークスさんに力負けといった感じで今期の初戦は敗戦となりました。2試合目は、1試合目に出なかった子供を中心に経験を積むというテーマでのぞみました。こちらも良い所悪い所がそれぞれ見える内容で、勝ち負けはあくまでプレーした結果でしかありませんが勝利となりました。
今日はあくまで冬にやってきた成果を試し、春の試合に向けて個々のレベルを上げていこうというテーマではありましたが、ある程度実力のあるメンバーで臨んだ1試合目の負け方はやはり大人にも子供にもショックを受ける内容でした。また底上げを図るべく冬の成長の成果を見せてほしかった4年生も5年生を脅かすほどではないことはチームとして大きな課題と受け止めています。また反省会の様子を見ても、子供達がチームの現状を「自分事」として受け止めていないことは、競争の少ないこのチーム形体における一つの壁にもぶち当たっているのだと思います。NEXUSは野球を楽しむことが目的で結成されたチーム。子供達は真の意味で野球を楽しんでいるのか？NEXUSにいる空間を楽しんでいるだけで野球というスポーツに真摯に取り組みそれを楽しんでいることができるているのか私達の悩みは深まるばかり・・・1歩進むとその先にはいつも大きな次の壁が待っている。。。私たちが目指す先はまだまだ先が長く険しいのかもしれません。ただ下を向く必要はありません、今日の失敗を明日の成長につなげればきっと道は開けれるのだと思います。子供が今の立ち位置をどうとらえ、どう変化していくのか、その動機をどう作っていくのか、それぞれの失敗や課題を振り返り、それを改善すること「今すぐできることを今やろう！」はどこかのCMですが、この言葉こそ今のNEXUSの子供達に伝えたい言葉です。来週は早くも公式試合です、この刺激をしっかり受けとめて頑張っていこう。
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