努力してきたことを試合で表現してほしい

今日はSilver Sluggersさんにお招きいただきPCG_A、B2クラスで試合をさせていただきました。Silver Sluggersさんグランドの準備、お相手ありがとうございました。


NEXUSではPCGとして試合を行う際には、子供たちが練習してきたこと、努力していることを試す場にしてほしいと願い、それぞれの課題や目標にチャレンジしてもらう場となるメンバー設定にしています。今日は、普段は途中で交代してしまう子や新しいポジションにチャレンジしている子供に多くの実戦機会を提供するという主旨でメンバー設定しました。PCGは勝利だけを目指すリーグではありません。楽しくそして子供たちの可能性を伸ばしてあげることができる場、いつもと同じように試合をするのではなく、コーチも辛抱強く子供たちを継続して起用しながら、少しでも成長実感を味わってほしいという願いで見守ります。試合前にコーチから、この想いを子供たちに伝え、6年生の出場機会の少ない子には、交代は無いので結果を気にするのではなく、この試合で自分ができることを試して見せてほしい。5年生には、6年生の試合に出場するために自分は何がうまくできるのかアピールしてほしい。4年生には試合に慣れること、これまでやってきたことを試してみること、とそれぞにポイントを伝えて試合に臨みました。


 5,6年生主体のAクラス、みんな必死に野球に向かっていました。打線もつながり効果的に点を重ね、守備も要所を締めるプレーができて勝利となりました。続いて実施したBクラス。試合に出る喜び、やってやるという気持ちがみなぎる子供たちでしたが、こちらはまだまだ実戦不足な部分もあり、また思うようにプレーできないところがたくさんでてしまい大敗・・・チームの勝利は勿論うれしいのですし、敗戦は悔しいのですが、今日の主旨としてチームの結果より、個人個人が自分を表現できたのか?何かをつかみ取ることができたのか?しっかり振り返ってほしいというのが私たちの願いです。特にうまく行った部分は何がそうさせたのか?悪かった部分は原因がどこにあるのか?そこを子供が自分の中で整理できないことにはそれぞれの成長はありません。コーチに言われていることを言われた通りやるのではなく、自分で課題を設定し、それを乗り越えていくことが大事なことだと思います。チーム全体を眺めた時に経験則として、成長の階段を上っている子供はそれができていて、また停滞している子は漠然と練習や試合に参加していることが多いのです。その意識改革をどうやってやっていくのか?そこは私たちの課題ですが、こうやって連続して試合を経験させることで何かを感じてほしいというのが私たちの願いでもあります。何人の子供たちがGOODBADを書いた自分ノートを提出してくれるか楽しみに待ちたいと思います。


 SluggersさんとはPCGで何度か試合をさせていただいています。PCGの初期からのチームさんはどのチームさんも爽やかというか子供の成長を見つめる姿勢に感銘を受けます。様々なチームさんと試合をすればするほど、学童チームのチーム方針がこれほど子供同士の野球の楽しさを変えてしまうのか・・・できる限り「大人は子供の応援隊でいたい」改めて、私たちの子供たちとの接し方を見つめなおさせていただきました。どうもありがとうございました。次の対戦も楽しみにしております。

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