2023年6月10日
関東地方も梅雨に入り不安定な天気が続いてますが、昨日の雨も昨日の昼過ぎには上がり、本日、心配されたグラウンドコンディションもいくつかの水たまりを避ければ十分に練習ができる状態に戻っており、4年生以下の練習、プラス明日に公式戦を控えた5、6年生の自主練という形での活動でした。
先週、3,4年生は2チームと対外試合を行いました。
内容は先週のブログにお伝えした通り、様々な面で自分たちがまともに試合ができるレベルに到達していないということを認識させられ、「負けに不思議の負けなし」の言葉の通りに至極当然の結果となり、多くの課題を突きつけられた試合でした。
そのため、今日の練習の冒頭ではまず子供たちとその振り返りを行い、相手チームと自分たちではどんな点で差を感じたのか子供たちに尋ねたところ、バッティング(振り遅れる)や走塁面(自分が打った打球からアウトを自分で判断して一塁まで全力疾走していない = 試合中にコーチから強く注意)という意見が。
もちろん他にも課題は山積しているのですが、今日は敗戦からの学びの最初の一歩としてバッティングとピッチングを集中的に行いました。
バッティングでは、なぜ自分たちのは振り遅れ(実際には立ち遅れ)るのか、相手チームの子たちはそうならないためにどんな工夫をしているのかを子どもたちに伝え、タイミングの取り方を大きく見直しました。
もちろん、タイミングの取り方も各人の癖として定着してしまっている動きは中々修正が難しかったりもしますが、中には良いきっかけをつかみ始めている子も居て、このまま継続と反復練習を積めば大きな改善が期待できそうです。
一方、ピッチング練習のほうは、これまでチームとして継続した細かい指導をあまりしてこなかったこともあり、改めて基礎的な面からの指導。
前向きにとらえるとこちらは伸びしろしかないので、今日一日の指導でも随分と変化が見られ、ストライク率は改善されました。
こちらも継続と反復練習を積んでいくしかありません。
さて、3,4年生の練習が終わると、続いてグラウンドの端で自主練をしていた5,6年生によるバッティング。
さすがに6年生にもなると、ミート率、打球速度、飛距離は3,4年生とは段違い。。
経験も体の大きさも違うので当たり前かもしれませんが、ここまで成長した6年生も決して順風満帆な野球生活を送ってきたわけでは無く、特に対外試合では悔しい想いを一杯経験して、そこから学び、一つ一つステップアップして今に至っているのです。
特に今日のバッティング練習で絶好調だった6年生E君は、今日3,4年生に伝えたのと同様にタイミングの遅れの課題がずっとあったのですが、本人曰く「一杯(自主)練習してきた」とのことで大きく改善されており、良いきっかけを掴んだようです。
どちらかと言えば楽しい思い出より悔しい思い出のほうが多かったかもしれませんが、そこで逃げず、諦めることなく壁を突破してきました。
こういった姿勢を下級生たちも見て感じ取り、チームの伝統として受け継いでいけると嬉しいですね。
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