「緊張・プレッシャー」を楽しもう!

 今日は、「宮本慎也杯」1回戦、今年度の6年生の公式戦参加を検討する中で私達がぜひ参加させていただきたいと考えた大会でした。この「宮本慎也杯」の大会理念がNEXUSの目指す学童野球の姿と合致するものであり、6年生が正々堂々と試合を楽しめる場としてバント禁止、球数制限リエントリー可などの特別津ルールがあり、私たちにとって大変共感を持てる試みもあり、さらに、参加費は協賛の方々のご支援、会場や審判の方々までご手配いただけるなど感謝に尽きないことばかりです。私たちも子供たちとともにこの大会を盛り上げることができたら・・と思って参加させていただいています。改めて、関係の皆様にこのような場を作っていただけたことに感謝申し上げます。どうもありがとうございました。


 さて、今日の1回戦、中丸子南町野球部さんにお相手いただきました。まずは中丸子南町野球部さんお相手いただきありがとうございました。NEXUSの子供たちにとって、会場がセッティングされ、そして専任の審判や役員の方々いる中で試合は初めての経験。グランドに入った瞬間から緊張感が隠し切れない様子・・・かくいう私たちもそれなりの高揚感をもっているわけで、子供が緊張しないわけはないんですが・・・どんな場合もやはりいつもと違うシチュエーションで試合に臨むということは緊張やプレッシャーとも戦うということです。子供たちには、その緊張感を感じ、その場にいることを楽しんでもらいたい、集大成となる6年生にはそうやって思い出作りをしてほしいと思っています。そのためにもなんとか勝たせてあげたいという親心もあり、まずは緊張をほぐし、相手を上回る気持ちを持たせられるよう監督もコーチも一生懸命声をかけて試合に臨みます。NEXUSでは、ここ半年試合前のシートノックでリズムを作る練習をしてきました、今日はミスがあっても元気よくきびきび動くことができ、良い感じで試合に入ることができたように思えます。


 試合ですが、序盤に幸先よく上位打線がつないで2点を先取、裏の守りも簡単に2アウト取ったところで、思いがけない3連続エラーで同点に・・・やはり今日も試合の流れは最後まで分からないなぁと思わせるスタートとなりました。両投手が踏ん張った2回の攻防の後、再びNEXUSの好調1,2番がチャンスを作ってクリーンアップでランナーを返しリズムを作りビックイニングとなりました。

 でも、何度も守備のミスから大逆転負けを喫しているNEXUSナイン、コーチからも何点取っても守り切れる保証はないので、しっかり取れるときに点を取るように檄が飛びます。今日は子供たちも目がしっかりしていて、最後まで試合に集中することができていたようです。今日のハイライトは3回裏の1アウト3塁で迎えた場面、相手強打者の打球がライトに上がりました・・・私たちは何度も見たつらい思い出が蘇るなか、ずっとこのボールを捕るために練習をし続けてきた少年が勇気をもってボールの落下点に入りボールを捕ってくれました。もうベンチは大盛り上がり!誰かがホームランを打ったよりもみんな(親も子もです)が喜んでいて、タッチアップのことなんかみんな忘れてしまいました(笑)。当の本人はしっかりバックホームしていましたが・・・一生懸命練習しているのに中々成果がでず、外野に飛ぶとそのまま長打になるのがNEXUSの負けパターンだった中で、このプレーがみんなの勝てる!という気持ちを作ってくれました。最高の成功体験、この喜びを忘れず、次も同じようにチャレンジしてキャッチを目指そう!最後まで手を緩めず、そして2人の継投でしっかり守り切ったNEXUSの子供たち。見事に勝利をつかんでくれました。個々にうれしかったこと、反省いろいろあると思いますが、みんながそれぞれの中で6年間頑張ってきたことが、少しずつ実を結び勝利につながったっと思います。

おめでとうNEXUSの子供達!そして最高の思い出ありがとう「宮本慎也杯」。来週からも公式戦が続きます。この成功と喜びを続けて味わいたいね!

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