今日は元宮ファイターズさんをお迎えして、ベイサイドカップ2戦目でした。NEXUSは地区の連盟に加盟せずに、独自のスタンスで試合の場を設定しており、こういった一般のオープン大会にも参加させていただいています。対戦チーム同士の自主開催で進める形は双方がスケジュール変動のある中で大変難しいものです。今回も予定していたチームさんが急遽別件が入り、困ったところを元宮ファイターズさんが予定を調整してくださり、対戦いただきました。お忙しいところお越しいただき、大変ありがとうございました。
そんなベイサイドカップですが、こういうオープン開催の試合は、やはりどのチームもいわゆる強豪チームさんです。今日も苦戦が予想される中で、あまり相手を見ずに自分たちのリズムで試合をさせることを(指導者が)意識して試合に臨みました。ウォーミングアップを見る限り、いつも通りののんびりした雰囲気の子供たち・・・でもシートノックではスイッチが入ったのか、いつも練習してきたゼロイニングのキビキビしたプレーを見せてくれて、良い流れで試合に入ることができました。打線も上位打線からしっかりミートした連打が続き、幸先よく先制。裏の回もしっかり守りこれ以上ないスタートダッシュがきれました。とはいえ、たくさんの経験のあり試合巧者のファイターズさん、こちらの攻撃をしのぐと反撃に転じます。こちらのミスも重なり逆転、こちらの打線も出塁して食い下がりますが、あと一本が出ない・・・そんな接戦を繰り広げてくれました。普段なら最後は耐え切れずズルズルいきそうな雰囲気の中、何とか我慢して迎えた最終回。コーチからベンチの子供たちに「今日は、ここまでとても良い試合をすることができているよ。でも、今は流れは悪い状況。だからこそ、この回ベンチの声の力で頑張って1点取ってみよう。1点取れれば流れがかわるはず!」というと、子供たちの目がギラギラしはじめます。今まで聞いたことのない大きな声が5年生6年生問わず聞こえる中、相手にもプレッシャーがかかったのでしょう、、、先頭から2人が出塁ししぶといタイムリーヒットから念願の1点をもぎとります。もうベンチはボルテージは最高潮!押せ押せムードで攻め続けてくれました。みんな必死にボールに食らいついて、全力で走って、とても素敵なシーンでした。残念ながら1点及ばずのゲームセット。
子供たちには今日の内容の胸を張ってもらいたい、そして言いきかせたい。「やってきたことが表現できれば、それでいいのだ」・・・そして「次のやることを作り、その一歩を踏み出そう」6年生の学童野球生活はあと半年。成長は遅くともきっと花が咲くときはくるはずです。今日の最終回の一丸となったチームの姿、忘れないでほしいなぁ・・・
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