夏休み前の3連休初日、たくさんのお父さんやお母さんも訪れての練習となりました。今日は、新横浜公園をお借りして2時間という短時間の練習時間。練習前に早めに集合して少しルール勉強会を行いました。NEXUSは基本週1回半日練習としていますが、上級生になるとやはり練習量の多いチームと野球のルール面での理解の差が大きいことがあります。それを埋めるために、ルールの勉強としてわかりやすい本を配って個々の時間を使って勉強することを推奨しています。とはいえ、中々,自発的に勉強することも難しいです、そこで練習の合間や前後の時間を使って少しずつ理解を浸透させながら、子供たちが自分で本を読んで勉強できるように促す取り組みを始めました。今日もその一環で練習開始の1時間ほど前に集まってもらって、学年ごとに集まって問題を出し合いながら勉強してもらいました。改めて思うことは、子供たちは意外と頭ではルールがわかっているが、一つはその動きの理由をしらない(なぜ、そういう動きをすることがプレーとして望ましいかがわかっていない)、そして頭でわかっているものの体が伴っていない・・・やはり、少しずつ浸透を図りながら、子供たちがルールを理解して動いているのか?それともルールは理解して体が動かないのか?そういう部分も今後確認していかないといけないのかなぁと感じました。野球を長く続けていく中で、やはりいずれルールやそのルールに従った定石的な動きは必要になります。ゆっくりかもしれませんが、少しずつ理解を深めていきたいと思います。
その後の練習ですが、明後日試合の6年生は調整としての自由参加練習、5年生~3年生は紅白戦、1,2年生は練習と、3組に分かれた練習となりました。
続いて5年生+3年生と4年生+3年生に分かれた紅白戦。まず対外試合ではなく紅白戦を設定したのは、今の中学年の子供たちは他のチームに比べて試合勘が低く、また基本的な捕る投げるのプレーがまだ成長過程にある子が多いということで、同レベルの子供たち同士で試合経験を積むことの方がチームとして底上げになると考えているからです。チームの分け方がおかしいのでは?という方もいるかもしれません。コーチの意見も分かれたところですが、これから先やはり各学年ごとのチームワークや主たる役割を担う子供たちの成長が大事だと考えていくと、上級生が主たるポジションをして、下級生がその穴を埋めるという形をとると下級生の実戦機会を減らしてしまいますので、試合そのものに下級生は前から投げれたり、上級生はワンストライクからなどルール上のハンデをつけて5年生も4年生もそれぞれがメインの立場で実戦経験を積んでもらおうという意図でチーム分けをしてみました。3年生は、そういう意味では穴を埋める形になるのですが、この1年で試合勘をしっかりつかんで、来年はもう一歩前のポジションに行ってもらう・・・そんな育成を考えています。試合は、やはりストライクの入る確率が低かったり、キャッチャーエラーでの進塁も多く、より多くこういった経験を積ませていくことが大事に思える結果でした。まだまだ始めたばかりに近い経験数の子も多いですので、こういった経験と投手や捕手で高い負荷をかけながら最上級学年で野球らしい野球ができるように育っていってほしいですね。
最後に6年生。6年生は試合前の調整に近いですので、コーチはなるべく試合に前向きになれる練習を組んでみました。飽きないようにいろいろと体を動かしてもらいましたが、今日は外野の気持ちの良い芝での練習ということもあり、守備練習ではダイビングキャッチの練習も取り入れてみました。みんな最初はこわごわと芝の上を滑っていましたが、最後はみんなが楽しそうに、私も少し強めの打球を打ってみんなを飛び込ませて一緒に楽しませてもらいました。NEXUSは厳しい練習はしませんので、そもそもボールに飛びつけ!なんて指示はしませんし、子供達も自然と転びながら捕ることはあってもダイビングの練習をするなんて思いもよらなかったようですが。。。どうしてもボールを捕りたいと思ったときはこういうプレーもあるということだけわかってもらえれば、これは楽しい経験として子供たちの頭に残してもらえるかなぁと思いました。
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