今日馬場エースさんにお招きいただき5年生を中心としたオープン戦をさせていただきました。元々NEXUSが用意したグランドが雨でしようできず、急遽お招きいただく形となり、会場の設定から試合のお相手まで馬場エースの関係者の皆様どうもありがとうございました。
今日のNEXUSには、一つの大きなテーマがありました。これまで5,6年生の試合は教育リーグも含め、やはり最終学年である6年生が主体となった構成で試合をせざるを得ないことがほとんどでした。その中様々なタイミングも相まって、5年生の中でも試合出場の多い子と少ない子、やはり少しずつ差が出てきてしまいます。中々試合出場機会に恵まれず悔しい思いをしている子もいます。そんな子供たちも来年は最上級生として試合に出場してもらうことになります。いつまでも上級生の背中があるわけではありません、そこで次を見越して5年生に6年生がサポートする形で試合を行い、5年生に1試合出場経験させることで、できることできないこと、これからの課題を実感してもらうことが今回の試合の大きな目的でした。馬場エースさんは5年生が多いチーム構成で、6年生も交えながら5年生主体の試合をするという目的も合致して今回の対戦と相成りました。
今日の場合はむしろ試合をした後の方が大事なわけですが、試合後の反省会、主役としてプレーした子供達からの言葉は結果の良し悪しのところがほとんどでした。私たちとしては「こんな気持ちで試合に出て頑張ったけど、これができてこれができなかった、次はこういうことを上達して臨みたい。」「負けて悔しかったし、個人としても悔しいことが多かったが、チームとしてこういうことができてよかった、こういうところ改善すれば勝ちに近づけたと思う」という言葉を期待した部分もありましたが、自分が良かった悪かったという部分しかコメントがでなかったことは少し残念な部分でした。とはいえ、そのコメントがほとんどということは、5年生はみな自分の目の前に懸命で周りやチームのことなどまだまだ考える余裕がないということなのかもしれません。普段とても声が出ているとは言えない6年生から「もう少し声をかけてプレーしないと・・・」というコメントがでてくるほど、やはりチームとして機能していないこと、自分がチームのどの歯車となって動いていることが見えていないことが課題になのだと思います。よかった、悪かったではなく、何ができて何ができなかったのか?次までに何を上達して試合に臨むのか?そういうことを自分に問いかけながら新チームに向けて個々の成長を促したいと思います。
私たちコーチとしては来年に向けていろいろな試金石を打つことができた半面、どう仕上げていくかコーチとしての課題ももちろん突き付けられています。今日の試合も陰で6年生が支えていた部分もあります、これも無くなった時現5年生が現4年生もリードして試合をどう進めることができるか、ともにこれから頑張っていきましょう。6年生は少し俯瞰してNEXUSの試合を見る良い機会になったと思います、そろそろ最終章が近づいていますが、集大成として最後どんな野球をするのか、この仲間との最後のひと時を楽しめるように、最後まで成長し続けていくことを願っています。
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