今日はアラボーイ杯のリーグ戦最終戦。金沢V・ルークスさんとの試合でした。何度もこのブログに書いていますがルークスさんはNEXUSが結成時にモデルにさせていただき、いろいろな場面で仲間に引き入れていただいた縁のあるチーム。この子たちのNEXUSとしての初戦もルークスさん、そして毎年対戦を重ねて最後の年にもこうして試合をさせていただけること。継続的なお手合わせはそれぞれの子供たちの成長を感じる意味でも楽しいものです。春には私たちにとっては随分と差を離された記憶がありますが、ひと夏超えてNEXUSがどこまでやれるのかとても良い場となるはずでした・・・ただあいにくの雨模様にこの秋一番の寒波と両者にとってあまり良い条件ではありませんでしたが、こうして再び出会い試合ができることを喜びに変えて試合に挑みました。
先週、一区切りをつけたNEXUSの6年生チーム。このアラボーイ杯を経て12月末にはチーム活動としても一区切りをつけることになります。私たち指導者としては、特に6年生になって子供たちが本当はやりたかったことでやれていないことをやらせてあげたい、そんな想いだけで試合にのぞんでいます。今日はそんな子たちに投手や捕手を、そして打席数の少なかった子供たちにできるだけ打席に立ってもらえるように、最後に試合出場回数の少なかった5年生にも試合出場の場を・・・という形でいつもと違う雰囲気で試合にのぞみました。
試合は、両者とも体の動きにくい条件で投手も苦戦した投球が続き、バッテリーエラーも出る少し締まりのない展開でしたが、それでも周りも盛り立てながらの一進一退のゲーム展開となりました。3塁まで進めたランナーを中々返しきれないNEXUSに対し、確実に加点したルークスさんに1点差で敗戦となりました。NEXUSとしては、しっかりと思い出作りができたこと、そしてこの先も野球を続けようとしている子たちは、そういった将来を意識していろいろなことを試すことができたこと、そんなことが大きな成果だったのだと思います。この段階でもう私たちは子供たちにチームとして伝えることはありません。よくここまで来た・・・と最後の余韻に浸らせてもらっているだけでした。
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