8月2日練習(荏子田公園)

 梅雨も明けて、晴れ間ものぞく野球日和な一日となりました。雨で動けなかったストレスから解放されたのか、夏休みで開放的になったのか、子供達はいつにも増して元気一杯です。NEXUSではコロナ対策の一環と社会勉強のとして、話さなくてもコミュニケーションできる手話を勉強しています。グランドへの挨拶は声だけでなく手話で「よろしくお願いします」「ありがとうございます」をしています。子供たちの手話も様になってきました。


 今日は、準備体操、体幹トレーニング、キャッチボール、守備練習、打撃練習と着々とこなし、最後は試合形式で実戦感を養いました。その中でNEXUSの今日の新しい話題は、新導入された「バッティングマシーン」。まだまだ軟球の重さに慣れない子供たちは、バッティングマシーンからの一定のリズムに合わせてボールを打つことに慣れていき、これまでバットを振れなかった子供達からも快音が聞こえるようになりました。


 また今日は体験入部の子供を4名(3年生2名、1年生2名)をお迎えしましたが、体験入部の子供達を交えた試合形式練習では、初めての生の打球に恐れながらも必死にボールに向かって走っている姿が印象的でした。また体験の子供や入部間もない部員達に経験の長い部員が、次にどういった動きをするのか声をかけている姿に、子供達の成長も感じました。NEXUSの目指す野球は「全員が投げて、打ち、どこでも守る、全員野球」、そういうプレイヤーを目指しています。みんなが上手くならないと勝利につながるチームはできません。子供がそれを徐々に理解し始めた証として、指導者冥利につきる瞬間でした。


 この場でのNEXUSの記事では、指導者である筆者の主観で将来子供達がこの記事を振り返って「こんなことがあったんだ」と思ってもらえることを書いています。一方でNEXUSの基本である「半日練習」「少人数制」「当番無し」を掲げてチームを運営するには見方によって理想通りに行かず、物足りない側面も当然あります。その過程を「理想への進化と醸成の途中」と見えるか「理想を追い求めただけの不十分集団」と見えるかは大きな差であると思っています。でも、きっとこの活動が将来の子供達の成長の糧となり楽しい思い出となっていることを期待しています。チームをご検討中の皆様には、ぜひ一度体験参加いただき、保護者の目線、お子さんの目線でチームがどう見えるかを確認いただきたいと思っています。NEXUSは、この取り組みに共感していただき、一緒に活動したい、お子さまを活動させたいと思っている皆様のご参加をお待ちしています。

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